2012年 05月 11日
ここ二日ほど肌寒いというか、ひと月あまり季節が逆戻りしたような感じです。風邪を引いたのか鼻水垂らしながら仕事の一日でした(w)。 ギムノカリキウムたちが花の時期を迎えて来ました。このところ天候が悪く、良い光りが得られない中での撮影です。 ↑緋花玉(Gymnocalycium baldianum)。去年も美しい花を秋口までの長い間楽しませてくれました。去年より十日あまり遅れての開花です。下の方の小さな仔からも三つも蕾が出ているのは驚き。 実はこの緋花玉、四月の日焼け事故の時に、肌焼けはしませんでしたが蕾を一つ失いました。それでも立ち直って開花してくれました。丈夫で花も見応えがある立派なサボだと褒めてあげましょう。 ↑多花玉(Gymnocalycium multiflorum)。名前の割りには、どちらかというと花の少ないサボですね(w)。緋花玉のように自己主張の強い目立つ花でもなく、変な表現ですが野菜のような感じを受ける花。稜線に少し日焼けの影響が見えますが元気さを保ってくれているようです。 ↑モンビレー(Gymnocalycium monvillei)。多花玉とシノニムの関係にあるようです。実際、花の印象はご覧のように共通です。刺の強さや稜の形状には多くのバリエーションがあるようです。 今回のギムノ三種は、ワシントン条約では絶滅危惧種のCITES-Iではありませんが、輸出許可書が必要なCITES-IIに分類されているんですね。日本でも古くから広く栽培されている普及種なだけに、何だか非常に不思議な感じもします。 ↑ドッピアヌム(Gymnocalycium andreae v. doppianum)。黄蛇丸の変種で、ギムノには珍しい黄花が清々しいドッピアヌムです。4月20日過ぎから次々と咲いて、フレームの片隅を彩ってくれています。 ↑ドッピアヌム。小さいうちから盛んに仔吹きするのもギムノにしては珍しいのでは……。去年の植え替えの際に外れた仔からも開花が始まっています。ただし成長は遅そう。 ↑ドッピアヌム。こちらは去年の今頃、プシス接ぎした仔からの開花です。絶大なプシスパワーの為せる技でぶくぶく太り、親株並みに盛大に咲いてくれました。ただし、姿は頭でっかちでお見せするようなものではありません。 ↑大豪丸(Echinopsis subdenudata)。刺無短毛丸としてホムセンに売られていました。昨晩10時頃見た時には蕾でしたが朝起きたら開いていました。夜咲サボですが、今日は陽射しが無かったせいか、午後になってもご覧のとおり新鮮さを保っています。 ↑大豪丸。姿形を愛でるサボとは言えませんが、この純白の大輪はなかなかに魅力的。仔吹きすれば、カキ採ってプシス台にも良さそう。今、台木に使っている不明プシスはパワーはありますが刺が痛すぎるのです。 来週暇がとれれば、実生用小フレームを仕上げる予定。分不相応なほど大量の種が手元に集まりつつあって後先考えずに播きまーす!
by aihal_polyhedron
| 2012-05-11 23:56
| Cactus
|
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