2012年 06月 24日

実生は楽し、しかし……

九州は大雨で難儀しておられるようですが、北陸の当地はここ三日ほど良い天気が続いています。日中でも涼しい風が吹き、日陰だと半袖ではひんやりするくらい。梅雨というのに、あと二、三日はこんな天気が続きそうなので色々と作業をもくろんでいます。

サボの実生、楽しいですねぇ。芥子粒のようなちっぽけな種が芽を出し、危なっかしい幼苗がだんだんとしっかりし始め、親の性質が表れて来る。一喜一憂しながらも、そんな様子を目の当たりにすると、もう止められません(w)。

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十稜兜×花園兜((Astrophytum交配種)。2010年末に初めてサボ実生に手を出した時に播いたものの一つです。植え替える度に成長して、この春から花を着けるものも出始めています。これはまだ3cm強の小ささで、疣も出始めたばかりですが、体より大きな花を二輪同時に見せてくれました。

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ヴェクサタ(Eriosyce recondita "vexata" FK369)。2012年3月に播いたエリオシケ10種のうちの一つ。蕾が膨らんで来ています。お天気にもよりますが、来週中には咲いてくれるんじゃないかな? たぶん薄黄色の花を見せてくれると思うのですが……。
大間違いをしでかしました(汗)。播種は2012年3月ではなく、2011年3月でした。朝顔じゃないのですから、三ヶ月で咲くことなど絶対にあり得ません。失礼しました。

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黒羅漢(Eriosyce esmeraldana FK436)。これも上と同じ時期に播種したものですが、蕾を上げ始めているようです。これは咲くのはもう少し後になりそうですね。メタリックな感じの白い大輪を開いてくれると思いますが、どうなるでしょうか?

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月の童子(Toumeya papyracantha SB504)。昨年5月に播きました。ここまでけっこう積極的に水をやって来ましたが、何とか腐らずに6,7本残っています。少しはそれらしい姿になって来たかと思いますが、取り敢えずはこの夏を乗り切ってくれますように。

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紫宝玉(Sclerocactus unguispinus "durangensis v. mapimiensis")手前と黒虹山(Sclerocactus spinosior SB740)奥。紫宝玉は春の間にけっこう膨らんでくれました。窮屈になって来ているので、夏の終わりには植え替えを考えないと。黒虹山は発芽率は低いものの、それなり順調に育っていたのですが、桜の頃の高温で根元を焼いてしまいました。左奥に擱座しているのがその犠牲者。根元は枯死してるようなのに、小さな球体はまだ命を保っているようです。さすが難物! ダメもとで実生接ぎしてみましょう。

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ザラゴサエ(Gymnocactus subterraneus v. zaragosae SB1437)。ずいぶん太って、黒い刺を出し始めています。これも植え替え時期が迫って来ているようです。土中のお芋は育っているでしょうか? 楽しみです。

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白琅玉(Gymnocactus beguinii "smithii" Anderson 5033)。成長の度合いが個体によってずいぶん違いますが刺もしっかりとして来ました。これから先、白刺に黒刺が混じり始めると思います。

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武輝丸(Gymnocactus subterraneus P362)。風が吹くとフラフラ揺れる妙なサボです。成長は遅いのですが、特徴的な黒刺も出始めています。ろくろ首にならない間に植え替えでしょうか?

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瑠璃鳥(Rebutia deminuta)。自家採種したものを昨夏播種しました。大きなものは親指程度に育っていますが、順調に行っても花が見られるのは再来年春頃でしょう。これも要植え替えですね。


サボの実生は本当に楽しい。でも問題があります。それは……。とにかく手間がかかること。失敗も多々あるのですが、手間をかければかけただけ応えてくれる。今一番欲しいのは時間です。

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by aihal_polyhedron | 2012-06-24 22:34 | サボテン実生


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