2012年 08月 25日

Whites

残暑は続くよ何処までも。皆さま、お疲れさまです。このしつこい暑さにも、慣れるしかないと開き直っているのか、サボたちは人間ほどにはバテていないように見えます。しかし、秋風が吹く頃に、夏場の疲れがどっと出てバタバタと倒れる、などと言うことも聞きますから安心は出来ません。

サボ花も少ないこの時期、カラーシリーズ第二弾行きましょう!

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春に咲いた大輪の華やかな花ももちろん魅力的ですが、一年を通して楽しめる気品ある白刺がアルビスピナス(Echinocereus reichenbachii var. albispinus)一番の魅力のように思えます。暑い夏の今が成長期らしく、緑の肌に白刺のコントラストが一段と冴えるようです。

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昨年6月にエキノケレウスを6種実生しました。そのうちの1種がこのラウイ・ラウ(Echinocereus lauii Lau)。去年9月にはこんな風に頼りない様子でしたが、この春以降、それなりに育ち、6月末に二度目の植え替えを行いました。育つにつれて、刺色が赤茶に染まっていくようですから、真っ白の細刺をまとった姿は一年目の今年が見納めなのかも知れません。

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白サボと言えばやはり。、恩塚ランポー(Astrophytum myriostigma cv.'ONZUKA)は外せないのでしょうね。人為的に作り出された園芸種ですが、この白さに惹かれ、この春2株を入手しました。もちろん交配し採種するためです。しかし、同じフレームで隣り合わせに置いてあっても、2株では開花時期が微妙に合わずやきもきさせられました。それでも一度だけ同時開花し相互に交配したところ、片方だけが結実しました。採り蒔きした種子は発芽率も良く、うじゃうじゃと生えていますが、まだ海のものとも山のものとも分かりません(w)。

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ツルビニカルプスの精巧殿(Turbinicarpus pseudopectinatus)、独特の刺が人気なのかオークションにも良く出品されています。去年の春、家にやって来た3本寄せ植えは、昨夏とこの夏に1本が枯死してしまい、あらたにこの寄せ植えを入手することに。7本もあるので当分持ちそうです(w)。去年の3本のうち生き残っていていた1本も、先日根腐りが判明しプシス接ぎで起死回生を図っています。この7本の将来も暗雲が……。それにしても、この刺の模様は見ようによってはムムムでしょうね(w)。

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南米柱のエスポストア属の何かなのでしょうが、一般の園芸店からやって来て本名は不明です。しかし、やって来た時の5cm足らずから、今では30cm弱にまで成長し、フレームを突き破らないよう、只今灌水抑制中(w)。小さな時は、優しい白毛だけでしたが、大きくなるにつれて鋭い茶刺を出して来ました。おそらく、外敵から身を守る術なのでしょうね。

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一昨年、冬実生した白鳥(Mammillaria herrerae)です。同時にオークションで入手したM.sanchezmejoradaeとM.theresaeは一つも発芽しませんでした(涙)。こちら白鳥は発芽した3株が何とか今まで生きながらえています。でも成長は呆れるほど遅い(w)。来年は花を見せてくれるとうれしいのですが……。しかし、この花、形はツルビニ、雌蕊の色はエキノケレウスって感じですね。

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もう一つ白マミラリアを。群生マミの定番で冬に可愛い花を咲かせる白星(Mammillaria plumosa)です。こういう肌が見えにくいサボは今一つ調子の善し悪しが分かりにくいですね。でも、昨秋植え替えた時の様子からすると、仔たちがそれぞれブブッと太り、30cm近くある鉢でも窮屈になっています。

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最後にやっとお花です(w)。一属一種のオブレゴニアの帝冠(Obregonia denegrii)ですが、家ではどんな環境に置いてもご機嫌がよろしくありません。強そうに見えて強光には弱く、暑すぎるのもこのまないようで、夏に入って干涸らびていく感じです。それでも思い出したように時々、純白の花を咲かせています。

今年の夏実生がふた月を迎えるので植え替えを始めました。発芽率はかんばしくないものが多いのですが、種類が多くけっこう大変です。手元にピントが合いにくい眼を細めながらせっせと植え替えです(w)。冬越しのスペース確保も考えなければなりませんが、メガネの買い換えが先決ですね(ww)。

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by aihal_polyhedron | 2012-08-25 08:53 | Cactus | Comments(6)
Commented by l-marsh at 2012-08-25 19:04 x
すごい・・・。
白い物が白い~~~。
精巧殿はなんだか虫っぽ・・・(きゃぁ~~~~ごめんなさい(><)

恩塚先生はやっぱり素敵ですよね~♪
扁平でむっちりしてていいなぁ(^^)
うちの恩塚先生は今復活目指して頑張ってるところです。
我が家のとはちょっと柄も違いますね。
同じ恩塚先生でもそういう違いがあるから
いくつも集めたくなってしまう・・・。

・・・でも自粛してますw

私も銀冠玉の実生の植え替えをしました。
もう一週間ぐらいたつ感じでしょうか。
大人苗と同じ用土でやってしまったので(無理矢理私のやり方に慣れてもらおうという魂胆^^;;)どうかな、と見守っています。
アイハルさんのようにうまくいくといいのですが・・・。
Commented by aihal_polyhedron at 2012-08-26 19:43
赤や黄色の強い刺ももちろん魅力的ですが、私には白刺と黒刺が一番気になります。
でも恩塚は刺じゃありませんね(w)。

植え替えた銀冠玉の機嫌はどうですか?
私もこれまで一回目の移植は細粒を使った用土で植え替えていましたが、根が詰まりやすいように思い、少し前から基本的に成球と同じ土に植え替えることにしました。

今回のものは根張りが浅いので、たっぷり湿らした用土を薄く覆った赤玉土(これは細粒)に箸で穴を開けて差し込みます。
これで腐ったりしたことはこれまでほとんどありません。
ただ、細かい作業なので根気が続かず一度に数はこなせませんね(w)。
Commented by さぼらん at 2012-08-26 19:45 x
皆、良い白色していますね。夏場調子良く生長するものと、いじけて刺だけが目立つ苗も多々ある中なかで、素晴らしい成績! 用土や日照管理、水やり頻度などいろいろノウハウありそうですね。 このサイトの門前の小僧として勉強しなくては。
Commented by queiiti at 2012-08-26 21:55 x
難しい白物が綺麗に撮ってあって、ため息が出ます。
私には考えられない、タイトルです。
Commented by l-marsh at 2012-08-27 09:40 x
わかりますーーーーー!!!(激しく同意
黒・白刺はいいですよね~!
どっちかっていうと私は黒派ですけど(^m^)
肌も黒っぽいのが好きです♪
白はいいのですが難しいです(--;
どうしても梅雨時期に白じゃなくなってしまう・・・。

植え替えた銀冠玉、今のところ大丈夫なんですよー!(^^)
用土も平気っぽい(?)です。
このまま上手くいってくれるといいのですが・・・。
一度にこなせないのはアレですね、ロビビアの実生w
日々不安になりますよww
Commented by aihal_polyhedron at 2012-08-28 12:34
さぼらんさん

ズルして、見栄えの良さそうなものばかりご紹介しました(w)。
いじけてるのも多数ありますよ。
もう少し涼しくなれば、サボも人も一息つけるんですが……。

queiitiさん

たしかに白物はハイライトが飛んじゃいがちになりますよね。
コントラストを下げて軟調気味に撮って、後からソフトで補正するようにしています。

l-marshさん

黒刺といえば黒王丸でしょうが、これはというものになかなか出会いません。
黒肌ギムノもいいかなぁなどという浮気心もありますね(w)。

白物得意じゃないですよ。
ロフォフォラの綿毛は何時の間にかねずみ色です(ww)。


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