Polyhedron

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2012年 11月 16日

やーっと、晴れた!

半月以上、更新出来ない間も、ご訪問いただいた皆さん、ありがとうございます。仕事が立て込んでいたせいもありますが、それ以上に天気が悪くて写真を撮る気にもなりませんでした。10月末から毎日のように、暗い雲が垂れ込めて、雷は鳴るは霙は降るは、散々なお天気が続きました。当地、北陸の冬は例年暗い冬なんですが、それにしても11月の初めから、これほど陽が照らないことは近年記憶にありません。ようやく今日はおよそ二週間ぶりの快晴です。

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サボフレームを置いてあるベランダからは、今の時期、綺麗に雪化粧した白山が一望出来ます。冬至の頃には、ちょうど白山山頂辺りから陽が昇ります。

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懸案だったフレームの増設がようやく冬に間に合いました。昨日までに、加温用の電熱マットとサーモスタットも設置が終わり、昨晩から電源を投入しました。今の時期、ケヤキの落ち葉でベランダはいっぱいになります(w)。

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第1フレームは築丸二年になる一番最初のフレームです。ここには寒さに弱い成球サボと実生半年未満の幼苗を入れてあります。
夏実生から三ヶ月強の幼苗もいますが、育ちは今ひとつ。どうも夏実生は苦手です。干からびさせないよう、時折お湿り程度に水やりして越冬させるため、鉢内温度で10℃を維持します。

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第3フレームも電熱マットで加温していますが、こちらは鉢内で5℃を維持する弱加温としました。USDA Zone: 9b-10a。耐寒温度-3.8℃から-1.1℃というサボたちが対象ですが、後ここでは実生一年弱の幼苗がメインになっています。実生一年半を迎えたエリオシケ軍団第一期生たちもここに収めていますが、まだけっこう元気です。

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こちらは新設した第4フレーム。こちらも5℃維持の弱加温フレームです。コリファンタ、ギムノカリキウム、マミラリア、エリオシケなど様々です。
今回、越冬のためにいくつかのサイトでサボたちの耐寒温度を調べましたが、北米種・南米種を問わず、USDA Zone: 9b-10aで、耐寒温度-3.8℃から-1.1℃にほとんどの種類が該当するようです。いきおい、弱加温のフレームは混み混み状態(w)。
実際には、断水状態ならば、短期間もっと低温にまで耐えられると思いますが、安全を見て今年はこれで行くつもり。

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第2フレームは、昨春作った四面ビニール張りの明るいフレーム。底と背面にスタイロフォームを入れてありますが、その分、冬には一番低温になるフレームです(昨冬での最低温度は-7℃)。エキノケレウスやプシスなど-10℃以下でも平気という強者中心に並べました。
実生苗では、極度に寒さに強いエスコバリアとやがて丸二年を迎えるホマロケファラ・綾波(大きくなりました!)などを収めています。
あと、これまで加温して越冬させ、ぶくぶく太るだけで花を咲かせなかったソエレンプシスもお仕置きのため、ここに置きました(ww)。

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こちらも新設の第5フレーム。やはり一度に2つフレームを作るのはしんどかった! これも無加温仕様になっています。蓋のビニールは、第2をのぞいてすべて二重にしていますが、新設の第4、第5はビニールが新しいだけ透過率が高くて、冬場でも温度がしっかりと上がるので、温度焼け注意ですね。

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とくかく天気が悪かったので、見上げることもなかったのですが、いつの間にか、こんなに銀杏が色づいていました。

色々と調べてみた結果、同じ属でも耐寒性には相当な違いがあるようです。今回は、USDA Zone: 9b-10a(-3.8℃~-1.1℃)を加温・無加温の目安としました。当地では昨冬の最低気温が-7℃だったので、USDA Zone: 9a-11(-6.6℃~4.5℃)以下のデータが示されていものは基本的に無加温で越冬させます。ただし、データばかりに頼るのも危険なので、去年までの実績を加味してフレームを振り分けました。
調べたデータ表を見ながら、あっちこっちと鉢を移動させていたら、けっこうな労働になりました。腰が……(www)。冬が深まれば、北西の季節風が毎日のように吹き付けます。隙間風を防ぐようにしないと。それでも、今日一日の晴天で、冬支度はなんとか8割方は完了しました。
後は2月までほとんどサボ世話はありません。ただ一つを除いて。それは……、冬実生。昨日、我慢しきれずに、某ナーサリーに種子をオーダーしちゃいました。それでもまだ、打ち漏らし分を他のナーサリーで探しています(困)。また、サボ友の皆さんに、里子の募集をしなくては(www)。その際はどうぞよろしくお願いします。

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by aihal_polyhedron | 2012-11-16 22:45 | Cactus | Comments(8)
Commented by さぼちゃんだいすき at 2012-11-16 23:27 x
素晴らしいフレーム群,感心しました.
加温の必要度ごとに分けておられる細やかさにもさらに感心しました.
幸せなさぼちゃんたちだと思いました.
Commented by さぼらん at 2012-11-18 08:56 x
いよいよ冬越しですね。 整然としたフレーム内、いつもながら参考になりました。知りたいことたくさんあって、ぶしつけながら教えてください。
 USDA Zoneとは? フレーム床 人工芝のようですが、乾燥対策どうなされてますが(暖かく乾燥してくるとアカダニ発生して困っています)、フレーム蓋枠の材料?(歪んだ木材多くて、隙間からナメクジが侵入したりして困ってます。)。 状態の良いサボ達ばかりで、ノウハウ多々あるように思って、色々質問してスイマセン。お差支えない範囲で教えてください。
 低気圧通過後の今朝、10℃と暖かかった当地で、無加温での冬越ししてます(スタイロフォームの内貼りと蓋で最低5℃前後)。
Commented by l-marsh at 2012-11-18 18:00 x
銀杏が綺麗ですね~(^^)
大好きです~~!

それで、私もフレーム底についてご質問が。
フレームの床というか、底というか?は木ですか?
軽石だか砂のようなものが敷き詰めてあるフレームもあるようですが
床の劣化などはないのでしょうか。
水遣りするとどうしてもたまりますよね、それでどうなのかなーと思って。
定期的に作り変えてるんですか?

あ、うちは発泡スチロールなので劣化したらポィ捨てですw

え?きいてませんでした?w
Commented by aihal_polyhedron at 2012-11-18 23:29
さぼちゃんだいすきさん

恐縮です。
ご承知のように、当地の冬の最低気温はせいぜい下がっても-5℃が短時間ですから、ほとんどのサボたちは保温だけで越冬出来ると思います。
加温は保険のようなものですね。

それよりも、フレームの増殖を食い止めないと……(w)。
Commented by aihal_polyhedron at 2012-11-18 23:32
さぼらんさん

USDA Zoneは、つぶさにはUSDA Hardiness Zonesというらしく、米農務省(USDA)が発表している植物の耐寒ゾーンマップです。
参照HP(http://www.thegardenhelper.com/map/hrdzon3.html)
Desert-Tropicals.com(http://www.desert-tropicals.com/index.html)やDave's Garden(http://davesgarden.com/)には、種名ごとにゾーンが、「9b-11」というように載っていて、越冬のための目安にしています。

加温の第1、第3フレームの底には、保湿のために軽石などを敷いています。無加温の第2フレームは人工芝だけで通しましたが特に困ったこともありませんでした。
何せ、北陸の冬は湿気だらけで、加温すると結露で中が見えないほどになるので、結果オーライだったのでは(w)。
新設の加温フレームに敷く軽石は買ってあるのですが、並び替えるのが面倒で……(ww)。

蓋枠材はホムセンで売っている防腐処置済みの約37mm角材を使っています。
なるべく反りの無いものを選んでいますが、隙間は隙間風防止のスポンジで誤魔化しています。

うちのフレームはベランダにあるせいか、コナカイガラムシとワタムシは時々出ますが、幸いナメクジはお出ましになりません。
Commented by aihal_polyhedron at 2012-11-18 23:32
l-marshさん

落ち葉が凄いんですよ、銀杏は……。
濡れると地面にへばりついて大変(w)。
実は美味しいけれど、果肉は臭いし……。

フレームは底も含めて、21mm厚のベニヤ合板(いわゆるコンパネ)です。
これが重いのなんの(ww)。
水抜き孔を適当に空けて、冬の保温用スタイロフォーム(40mm)を引き、加温マットを置いて、その上に濃ビを敷いて軽石なんかを撒いてあります。
最初のフレームが丸二年経ち、先日、並べ替えのために持ち上げてみました(次男の加勢あり)が、まだ少しは保ちそうですね。

適湿を保つためには、土系のものをひいた方が良いのでしょうが、なかにはやたらに鉢底から根を蔓延らせるものもいて閉口します。
キリンウチワなど引っぺがせないほどになってました(驚)。
Commented by l-marsh at 2012-11-19 17:21 x
あ~!なるほど!

・・・ってまた後からお邪魔しますw
今からご飯の用意ですw
Commented by aihal_polyhedron at 2012-11-21 09:46
l-marshさん

冬でも陽が照るそちらの気候が羨ましいです(w)。
逆に密閉性の良い小さなフレームだと、温度の急上昇と乾燥が問題になるかも知れませんね。
うちの方は、ジトジトの冬ですから、乾燥にはあまり気を遣わなくて良いようです。


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