2012年 12月 17日

つかの間の小春日 ツルビニ&マミラリア

昨日今日と寒さが和らいで、特に今日は朝からお日様も顔を出し、小春日といった穏やかな一日でした。もっとも午後からは雲が多くなって、夕方には雨が降り出しましたが……。
一年未満の実生苗や花や蕾を着けているサボたちの根が完全に干からびないように、噴霧器でお湿り程度に灌水してやりました。これらは加温・弱加温フレームに入れているので、鉢内が零下に下がることはなく、真冬でも水やりが可能です。ただ、成長させるための灌水でないので極々少量にとどめています。

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前回、開花間際なのをご紹介した精巧殿(Turbinicarpus pseudopectinatus)が咲きました。やはりプシス接ぎの威力なんでしょう。自根のものもよく見ると蕾の兆しが見えますが、まだゴマ粒のような頼りなさですから、咲くのは来年3月頃になると思います。

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精巧殿。ラッパのような花姿に惹かれて真横から撮ってみました。ツルビニの花は小さいものが多いのですが、どれもとても整った形をしていて素敵です。

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ディキソニアエ(Turbinicarpus dickisoniae)は夏の終わりから時々思い出したように咲き続けています。その白い花はご覧のように凛として清楚そのもの。目立つものではありませんが、花の少ないこの時期にはありがたいサボです。

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スパケラトス(Turbinicarpus pseudomacrochele ssp.pseudomacrochele var.sphacellatus)も負けずに咲き続けています。これはプシスに接いだもの。自根の方も、さすがに花着きでは負けますがまだぼちぼちと咲いています。親株の方は秋の初めに植え替えたためか音無です(w)。春先までゆっくり休んでもらうことにしましょう。

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ヘルナンデジー(Mammillaria hernandezii)が咲き始めました。姿形はお世辞にも美しいとは言い難いマミですが花はなかなかのもの。まだ、一輪目なので何となく恐る恐るという感じですが、後発の蕾たちが開くと賑やかになりそうで楽しみです。

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ブカレンシス(Mammillaria bucareliensis)は、二年ほどの間に膨れ上がり、やって来た頃の可愛い面影はまったくありません(w)。刺座に白い綿毛が映えるようになるこの頃、何とも目立たない花を着け始めます。それもぐるっと花冠を作るでもなし、時々、無秩序に咲くという芸のない咲き方! よって、最初の花は記憶されますが、他のサボが咲き出すと真っ先に忘れられてしまう悲しいサボです(ww)。

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白星(Mammillaria plumosa)の花着きを見て、何だか変だな?と。日当たりの良い向きより日陰側の方が先に咲き始めています。それに頂上部よりも根元の方が花数が多い? 日当たりについては?のままですが、考えてみれば、根元に花が多いのは当たり前。だって、これは根元じゃなくて新しくふいた仔なんですから(w)。

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白星。可愛い花のアップをどうぞ。花も可憐ですが、体をびっししりと覆う柔らかいこの棘はまるで鳥の羽毛のようです。断熱保温の効果を得るための進化なのでしょうか?

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白鳥(Mammillaria herrerae)は、年末で実生から丸二年になります。小型種なのでむやみに大きくはなりませんが、何とか堅実に育っているよう。この微細な棘の形状も見事としか言い様がありません。「白鳥」という和名は、この棘の優美さからのネーミングかな?


以前に紹介したこの手動加圧式噴霧器ですが、今日新しい利用法を発見! 何を大げさな(w)。
ノズルの先端を調節すると、噴霧から直噴に切り替わるのですが、こうするとピンポイントで少量の水を簡単に与えることが出来て、冬の水やりには至極便利。根が溺れず干からびずの軽い湿り気を効率良く与えられます。暖かくなったら噴射圧を強くして、コナカイガラムシやスス病の退治にも使えそう。

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by aihal_polyhedron | 2012-12-17 19:35 | Cactus | Comments(2)
Commented by さく at 2012-12-17 22:35 x
ディキソニアエうちにも1株ありますが、一体いつまで咲くのか、こんなに咲きっぱなしで大丈夫なのか、不思議に思います。
ここまで咲くなら、もう少し増やせば常に花を見ることができるんじゃないかと。
昇竜丸なんかも春咲いてた割には、夏にも咲いてた気がするし、今日も咲いてたし、ツルビニに俄然興味がわいています。

精巧殿、春の花だと思ってましたが、早いですね!
うちのより赤みが強くて、これもきれいです。
Commented by aihal_polyhedron at 2012-12-18 08:19
さくさん、おはようございます。

ディキ、ほんと、小さな体で延々と咲き続けますね。
もっか相方が居ないので種が採れませんが、来た時に結実していたものを昨冬播きました。
まだ綿棒の親方のような状態です(w)。

精巧殿はプシス接ぎが効いているようです。
頭を刎ねると仔ふきしそうに思いますが、こんな綺麗な花を見るとそれも忍びないし……。


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