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Polyhedron

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2012年 12月 25日

続いて、MESA便も到着!

一昨日の夜から降り出した雪ですが、一晩と一日かけて30cmほどの積雪になりました。ベランダのサボフレームもすっぽりと雪を被っています。今朝は冷え込んで-4℃。無加温フレーム内も-1℃まで下がりました。当分の間は蓋に積もった雪を除けるくらいしかすることがありません(w)。というわけで、手持ちぶさたな冬は私にとってサボ実生のシーズン。これまでのところ、ノーマルな春夏の実生より成績も良いようなので、この冬も蒔きますよう!
そんな思いが通じたのか、三日前のSuccSeedに続いて、MESA GARDENからも種の小箱が今日届きました。今回は14日に発送のメールをもらいましたから、約十日かけて海を渡ってやって来たことになります。

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このナーサリーの荷はなかなかに質実剛健でたいへんよろしい。クッションなど、スーパーか何かのジャラ袋の切れ端でした(w)。リストもご覧のように芸術的とも言える紙の節約具合です(ww)。
ずいぶんたくさん頼んだと思われるかも知れませんが、届いたのは24種。複数パケット頼んだものも1パケットずつ印字されているので盛りだくさんに見えるのです。えっ、「24種は少なくはないだろう」って。ま、そのあたりは考え方次第でしょう。実はあと20種近く注文したのですが、今回は届きませんでした。前回もそうだったように、CITESの手続きで別送になるのか、それとも品切れだったのかは分かりませんが、気長に待つことにします。

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この12日に蒔いた冬実生の今シーズン第1弾です。昨シーズンと同じく、熱帯魚用ヒーターで加温し、NECのビオルックスHGという植物育成用の蛍光灯で光を与えています。この蛍光灯、独特の発光をするので、補正しても写真では色がちょっと妙になります。

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蒙古玉(Islaya mollendensis)。ケーレスからの種子です。イスラヤって、何だか名前を聞いただけでも神秘的な響きです。同属では他に伊須羅玉(I. islayensis)と怪人鉄塔(I.brevicylindrica)を蒔きました。どちらも取り敢えず発芽しています。和名は3種ともいい加減というか怪し過ぎますね(w)。
今回、ちょっと用土の配合を変えて見ました。軽石の細粒に替えてイソライト、赤玉土を主体に初期肥料としてタキイの種まき培土を4割混ぜています。これに南米用は鹿沼土、北米用は珪酸塩白土を約1割入れました。pH調整のおまじないですね。

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グロボーサ(Mammillaria schumannii var. globosa)。自家採種の採り捲きです。一昨年年末に国内某園から買った種より発芽率はダントツに良い! 新鮮度の問題でしょうか? 成長が早く、前回は一年半後の夏には花を咲かせてくれました。実生にはお薦めのマミラリアです。

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奇想丸(Setiechinopsis mirabilis)。こちらも自家採種。夏に採り捲きしたら、発芽周期があるせいか見事に一つも発芽しませんでした(w)。今回はそこそこに発芽しています。これも親株に準ずれば、順調に行くと再来年の夏には風変わりな花が見られます。

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白鳥丸(Ferocactus acanthodes v. albispinus)。サボ友さんのブログで、この白棘強刺の優雅さを教えてもらい、種を探してケーレスから取り寄せました。素敵なサボなのに、何故か種を置いてあるナーサリーはあんまりないようです。フェロの種って大きくてしっかりしてるんですね。発芽せずになるものかって感じで、現在、元気にトトロ状態となっています(w)。

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コッレギドラエ(Strombocactus corregidorae)。学名の読みには自信が全くありません(w)。ストロンボカクタスは菊水(S.disciformis)だけの一属一種と思っていましたが、ケーレスのカタログには何種か載っていて、赤花菊水とあわせて速攻で注文しました。サボ種にしては結構なお値段でした(w)。種を見て二度びっくり、種と言うよりこれは粉末です。で、発芽した幼苗もご覧のように苔と間違えそうなほど小さくか細い! でも、原産地ではこんなに厳めしくかなりの大球に育つのですね。成長は遅く、栽培も困難と思いますが楽しみです。ちなみに一緒に蒔いた赤花菊水は今のところ発芽ゼロ(涙)。

今回蒔いた本命はスルコレブチアなのですが、これが発芽率が悪くて……。もう少し、プラカバーを掛けたまま保湿して様子見です。この幼苗たちの水やりにも例の加圧式噴霧器が大活躍しています。苗を倒さず手軽に十分に水がやれ、頭に着いた種殻の帽子まで吹き飛ばしてくれます(ww)。

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by aihal_polyhedron | 2012-12-25 22:44 | サボテン実生


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