2013年 06月 29日
サボの実生沼にはまって二年半、あらためて記録を見ると200種余りをこの間に播いていて、我ながら呆れます(w)。ゴマ粒ほどの(いや芥子粒ほどのもありますね)種が芽を出して、腐るなよーと恐る恐る見守り、小さいながら棘を出したりして、そのサボの特徴が出てくるところを見るにつけ、一気に沼の深さが底なしになっていきました。二年余りで花を着けるものもあってうれしい限りですが、とはいえ、成長が極端に遅いものもあって、気短な私も実生接ぎに挑戦することに。 プシス接ぎは一昨年からやっているのですが、これはある程度育った苗でないと接げません。やはり実生接ぎと言えばキリンウチワ。そういうわけで去年、キリンウチワを手に入れたのですが、時期が悪かったのか去年はことごとく失敗(涙)。今年になってようやく接ぎに成功したものが出ました(w)。いやぁー、まさにウチワ・マジックですね! ↑4月半ばに接いだもの。向かって左がOroya baumannii、右がCopiapoa coquimbana FK464「竜爪玉」。 ↑同じく左がCopiapoa cinerascens v. grandiflora FK508「秋霜玉」、右がAcanthocalycium thionanthum v. glaucum FK616「黒鬼玉」。 ↑Oroya baumanniiの拡大写真。 ↑実根の方はまだこんな姿です。 ↑Copiapoa coquimbana FK464「竜爪玉」 ↑同じく実根 ↑Copiapoa cinerascens v. grandiflora FK508「秋霜玉」 ↑同じく実根 ↑Acanthocalycium thionanthum v. glaucum FK616「黒鬼玉」。これは成長点が乱れて来てるようです。綴化して行くのかも知れません。 ↑同じく実根 台木にしたキリンウチワは10cmそこそこの短いものです。もっと育った台木に接げば、おそらくさらに成長が速いのでしょう。私の場合、温度が乱高下するフレーム内で接ぐと活着率が悪いので、安定した室内実生ボックス内で接いでいるため、背の高い台木が使えないのです。 これをクリアするために、来春に向けて、背の高いものも収容できる室内ボックスを作ろうと企んでいます。冬に室内で実生した幼苗を春まだ早いうちに、室内ボックスで接いで成長させ、気温が安定する4月後半にベランダのフレームに移す。やってみないと分かりませんが、頭の中だけでは巧く行きそうな気がしています(ww)。 にほんブログ村
by aihal_polyhedron
| 2013-06-29 10:37
| サボテン実生
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