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2014年 04月 06日

花冷えにしては寒すぎる(14/4/6)

今日は何て日なんでしょう? 冬に逆戻りしたようで、午前中は一時的に霙も降りました。寒!
今日ご紹介するのは4月に入って咲き始めたサボたちです。

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花の雰囲気が何とも不思議な羅紗錦(Ancistrocactus uncinatus)が今年も爆開しました。二年続けて桜の散る頃にうっかりと焼いてしまい、気の毒なことをしたのですが、それを物ともせずに咲いてくれました。

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サボテンの花というよりは、何だか熱帯の密林の奥深く咲く花という感じですね(w)。

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成長が極めて遅い菊水(Strombocactus disciformis)も花だけは毎春律儀に咲いてくれます。ちょっと甘やかせ過ぎなのか、上に伸び上がっていますね(w)。

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ストロンボカクタスは菊水の一属一種と思っていましたが、幾らか別種のものがあるのですね。これはドイツのケーレスから仕入れた種で実生したS.jarmilaeです。2012年の12月に実生し、昨夏にキリンウチワに接ぎました。正木で育てているものたちは、まだマッチ棒の先ほどの頼りなさで植え替えることもままなりませんが、接いだ一つが初開花しました。
別種ということですが、ググって画像を見ても私には菊水と見分けがつきません(ww)。

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初めてサボ実生に挑戦した時に播いたうちの一つ、白鳥(Mammillaria herrerae)も、成長は遅いながら株が充実し、今年はすべての株が複数の花を着けてくれました。花がなくても、細かい白棘で護られたまん丸い球体が御饅頭のようで愛らしいサボですが、そこに開く濃ピンクの花はやはり格別ですね。頭を刎ねれば群生株に仕立てることも出来るようですが、可愛そうでなかなか思い切れません。

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ツルビニカルプスにしては大きめの花を咲かせる長城丸(Turbinicarpus pseudomacrochele)です。同属のスパケラタスなどと違い多花性ではありませんが、春先から秋にかけて時々開いてくれるこの花は、整った形といい、清楚な花色といい、ツルビニのなかでも出色の美しさと思いますが如何でしょうか?


さて、美しいサボ花たちを見ていただいた後にお見せするのは、ちょっとグロい画像です。

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この春は植え替えの時間がなかなかとれず、調子の悪そうなもの優先に植え替えています。この緋花玉(Gymnocalycium baldianum)も一見してかなり調子が悪そうですね。かろうじて一つ蕾が上がって来そうですが、断水で縮んでいるのはさておいても、どす黒い肌色はどこかに異常があることを示しています。

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で、抜き上げると……。根に沿ってカビのような白い粉状の小点がたくさん見えます。ネジラミです。冬の間、水切りして用土が乾燥した状態がネジラミにとっては好都合だと言われます。この状態で冬中、根から体液を吸い取られるのですから、サボにとっては堪ったものではありません。

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部分を拡大してみました。小さな卵や白い繭に覆われた幼虫がビッシリとたかっています。あまり見たくないですね、こういう画像は(w)。
用土を落として根を整理してから、アクテリック乳剤にしばらく漬けて乾燥させました。植え込みの後、表土にダイシストン粒剤を撒いて退治します。恐らくこれで根絶出来、元気も取り戻してくれるでしょう。でも、鉢から鉢へ移動して行きますから、今度は他のサボがたかられる可能性が大です。同じフレームに置いてあるサボの調子がおかしいなと感じたら、小まめに抜き上げてみるしかないようです。

この寒さが過ぎると一気に暖かくなることでしょう。春の光は柔らかく見えてけっこう強烈です。早めの遮光と十分な通風を心がけないと、この時期必ず幾つか焼いてしまうんですよね。用心用心。


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by aihal_polyhedron | 2014-04-06 21:17 | Cactus


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