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カテゴリ:Cactus( 210 )


2014年 09月 13日

秋到来に、植えるカム(14/9/13)

天候不順で長雨の夏でしたが、このところめっきり秋めいて最低気温は20℃を切るようになりました。秋到来に、植えるカム(w)です。

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空の色も雲の流れも気がつけば秋模様。サボの植え替えをしながら時折、上空を見上げると白魚のように輝きながら飛行機が一機二機と。

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で、植えるカムです(w)。涼しくなるのが早かったので、今春以上の鉢数を植え替えています。

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効率のいい植え替えに貢献しているのがこの手袋。以前から使っていたものが経年変化でゴム質が硬くなり、棘を簡単に通すようになりました。ホムセンで何か良いものをと物色した結果、エステー化学のこの黄色の手袋を使うことに。

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この手袋、ゴムはすごくしなやかなのですが、こんな細い棘も、

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こんな立派な棘も、まったく通しません。チクッとすること一度もなく植え替え終了。

なお、抜き苗、放出は予定どおり終了いたししました。

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by aihal_polyhedron | 2014-09-13 06:34 | Cactus | Comments(6)
2014年 09月 03日

秋の植え替え進行中(14/9/3)

8月はお天気が悪かったせいと世事にかまけて、一度もブログを更新できませんでした。それでも辛抱強く覗きに来てくださった方々、ありがとうございます。
先月末から日中の気温も落ちついて、朝晩は20℃ほどまで下がるようになりました。荒れ地の草むらにはススキが穂を伸ばし、田んぼの周りでは彼岸花も咲き始めています。雨ばかり降る変な夏でしたが、過ごしにくい時期を乗り切ったサボたちも心なしか伸び伸びとし始めたようです。いや、暑さが引いて一番ホッとしたのはこの私です(w)。
というわけで、先週末から秋の植え替えを始めています。去年の秋には事情でまったく植え替えることが出来ず、この春も必要最低限しか出来なかったので、二年越しの植え替えになるものもあり、根の具合がいささか心配です。

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これは私のサボ植え替え道具。左端のシュレッダーの滓入りビニール袋は青いゴム手袋とともに、鋭い棘から手を護るための必需品。耐刺突性があるニトリルゴムの手袋はホムセンの作業用品コーナーで見つけたもの。お箸は、サボを持ち上げたり支えたりの他、用土を根元にまんべんなく入れるのにも便利です。

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秋は春に比べて植え替え後の成長期間が短いため、根をあまり切らずに植え替えるとものの本などにはありますが、年一度の植え替えはもう事実上無理なので、春と同じように気になるところはざっくりと切り落とします。

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若い実生苗で元気に育っているものは、根もいたって健康で切り落とす部分はそれほどありません。こういう苗ばかりだと、抜き上げるのも気分よくできるのですが……。

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これは二年以上植え替えをサボっていたGymnocactus subterraneus v. zaragosae SB1437(実生)ですが、この早春に賑やかに花を着けてからずいぶん調子よく成長してくれました。根はそれほど深く張っておらず、土もまだまだ大丈夫そうでした。種類によっては、それほど煩瑣に植え替える必要はないのかも知れません。もっともこれは球体が押しくらまんじゅう状態でしたからしょうがないですね(w)。

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マミラリア、ギムノカクタス、エスコバリアなどが混在していますが、これらも特に気になる病変はなし。根を整理した切断面を乾かすため中三日ほどは風通しの良い半日陰に置きます。

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この4株には大なり小なりネジラミがたかっていました。後ろに寝ている太陽(Echinocereus rigidissimus)と手前の獅子王丸(Notocactus submammulosus var. pampeanus)は被害程度が軽く、サボ自体も特に支障なく育ってくれていました。けれども、左端の綾波(Homalocephala texensis)は他の開花した株に比べて一目瞭然、しわしわに縮んでいます。右端のレーイ(Escobaria sneedii v. leei)も花は無数に着けたものの、抜き上げると根がポロポロと取れ、外側の仔の中には干からびかけているものも。ネジラミに根をやられて十分な吸水が出来なかったようです。
根を整理して、アクテリック乳剤の1,000倍希釈液に球体ごとドボ浸けして15分ほど放置した後、半日陰で乾燥です。この冬の断水中にいくつもの鉢がネジラミにたかられたので、春にはダイシストン粒剤を土の表面に撒いておいたのですが、一度取り憑かれるとそれだけでは完治は難しいように感じます。冬の断水前にダイシストンの散布もしようと思いますが、植え替えして発根した頃に、アクテリック乳剤を灌中してみようかと思います。2,000倍くらいなら薬害も押さえられるのではと思っています。

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こちらは白星(Mammillaria plumosa)。見事に鉢一杯に育ったので鉢替えのため抜き上げました。根の具合は悪くはないのですが、根の量は大してないのですね。これだけの根で大きな群生株を養うことが出来るのかと少々不安になります。

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さて、根っこばかりじゃ芸がないので、プシス系花サボの群開をどうぞ。この夏は日照が少なかったせいか、これらのプシス系の花がずいぶん遅くまで咲きました。それでもさすがにそろそろ見納めのようです。これは父母が相当前にご近所からもらった名称不明プシス。柱サボのように伸び上がってしまっています。

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こちらももらいものの不明プシス。花ものとして園芸作出されたロビオプシスの仲間のように思います。

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Shabomaniacさんの記事に出て来るオレンジパラマウント(Orange Paramount)の近親種でしょうか。球体の見た目は見よいものではありませんが、淡いオレンジのこの花は格別です。

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これは信州の園から買った桃園。これもロビオプシスのようです。花のない時はとても鑑賞に堪えるような代物ではありませんが、花はご覧のとおり清楚で品のあるものです。

もっと小さめの実生苗たちも植え替えを待っているのですが、これらの大半は来春まで我慢してもらうことになりそうです(w)。

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by aihal_polyhedron | 2014-09-03 18:21 | Cactus | Comments(4)
2014年 07月 18日

余剰苗、大放出!(14/7/18)

梅雨も大詰めとなって、いやぁー蒸し暑いですね。晴れ間にベランダに出ると十分も経たないうちに玉の汗が……。
お待たせしました。余剰苗大放出第二弾です。
今回は実生苗+カキ仔苗です。一種につき複数鉢あるものもありますが、煩瑣となるので写真での紹介は一鉢のみとし、セレクトは当方にご一任願います。
ご希望の方は、必ずメールで22日(火)いっぱいまでにお申し込みください。詳細は記事の末尾に掲載します。

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01.桃園。ロビプシスの園芸交配種。信州の園から購入したものからカキ仔しました。元株の開花写真
一頭立てが5鉢。仔の数はそれぞれ違うことをご了解ください。

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02.名称不明エキノプシス。家に古くからあるものからのカキ仔。元株の開花写真
一頭立てが2鉢。

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03.金晃丸(Notocactus leninghausii)。2010年12月実生。
三頭立てが2鉢、一頭立てが1鉢。

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04.天司丸(Coryphantha bumamma)。2011年8月実生。親株の開花写真
四頭立てが1鉢、三頭立てが1鉢。

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05.地久丸(Wigginsia erinacea)。2012年1月実生。親株の開花写真
五頭立てが2鉢。

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06.強刺象牙丸(Coryphantha elephantidens)。カキ仔。親株の開花写真
一頭立てが1鉢。

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07.象牙丸(Coryphantha elephantidens)。カキ仔。親株の開花写真
一頭立てが1鉢。

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08.金冠竜(Ferocactus chrysacanthus)。2010年12月実生。
一頭立てが1鉢。

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09.綾波(Homalocephala texensis)。2010年12月実生。同種の開花写真結実写真
一頭立てが2鉢。

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10.月影丸(Mammillaria crinita ssp.crinita fa.zeilmanniana)。2011年8月実生。頭を刎ねると開花写真のように仔吹き群生します。親株の開花写真
一頭立てが2鉢。

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11.緋花玉(Gymnocalycium baldianum)。2011年8月実生。同時期実生別株の開花写真
一頭立てが3鉢。

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12.ウルグアイセンセ(Gymnocalycium uruguayense)。2012年6月実生。
六頭立てが1鉢。

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13.Frailea pygmaea "densispina" FR1371。2013年1月実生。
十五頭立てが1鉢。

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14.Frailea horstii AH46 。2013年1月実生。
八頭立てが1鉢。

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15.Rebutia robustispina SE141。2013年1月実生。キリンウチワ接ぎの開花写真
七頭立てが1鉢。

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16.Rebutia eucanthema WR305。2013年1月実生。
七頭立てが1鉢。

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17.Rebutia pygmaea "tropaeoliptica" FR1114「白宮丸」変種。2013年1月実生。
七頭立てが1鉢、五頭立てが1鉢。

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18.銀冠玉(Lophophora williamsii var. decipiens)。2012年12月実生。親株の開花写真
八頭立てが1鉢。

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19.朱雲(Melocactus matanzanus)。2012年1月実生。親株の結実写真
一頭立てが7鉢。

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20.ヘルナンデジー(Mammillaria hernandezii)。2012年6月実生。同時期実生別株の開花写真
七頭立てが1鉢。

◆応募要綱
a.お申し込みはメールにて、峻別のためタイトルにニックネーム等を入れてください(例:サボ実生苗希望 aihal)。コメント欄からの申し込みは不可とします。
b.締め切りは22日(火)いっぱい。
c.希望する苗の番号と種名を明記してください。
d.一人当たりの応募数は制限しませんが、「全部」などという大雑把な応募はご遠慮ください。ご応募が重複した場合は抽選させていただきます。複数鉢あるもののセレクトは当方にご一任願います。
e.締め切り後、御当選結果をメールにてお知らせします。
f.発送方法は鉢植えのままクロネコヤマト宅急便送料着払いにて行います。抜き苗発送はいたしません。
g.生きものなので、到着後のクレームは無しということでお願いします。
h.転売目的の方はご遠慮ください。
i.今回は20種34鉢あり、仕事の合間を縫っての作業となりますので、御当選通知メールの発信、苗の発送にそれなりの日数がかかることをご了承ください。
以上の「応募要項」をご了承の上、どしどしご応募ください。

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by aihal_polyhedron | 2014-07-18 10:34 | Cactus | Comments(0)
2014年 07月 12日

今朝起きると(14/7/12)

台風が抜けて行ったと思ったら、うーん暑い! ベランダ日陰の温度計でも最高気温33℃を記録しました。

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朝起きて簡易ビニールトンネルを覗くと……。咲いています咲いています。前回ほど満艦飾ではありませんが、プシスたちが五種打ち揃って咲いているではありませんか。

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信州の園から入手した桃園はロビプシス系の交配種と思います。これも球体は棘が痛いだけで見るべきものがありませんが、花はなかなかに優美です。カキ仔苗が何鉢かあるので、余剰を放出しようと思っていたのですが、バタバタしている間に咲いてしまいました(w)。

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新黄花短毛丸(手前)と金盛丸(Echinopsis calochlora)。冬の寒さで赤っぽく変色していた黄花短毛も、ようやく肌色も戻って元気が出て来ました。そのおかげで開花が遅れて、花が少ない梅雨時の目を楽しませてくれています。これもそろそろ吹いた仔を整理しないといけません。

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前回ご紹介した不明ロビプシス。自然には仔吹きしませんが、これは元からあった株を胴切りしたもの。本当はもっと早くカキ仔すれば、もりもりと成長したのでしょうが、蕾の気配があったので開花まで待ちました。この後、カキ仔して放出苗に育てる予定。

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この金盛丸は親株がまったく見えないほど仔吹きして大きなひと塊になっています。こうなると植替がいたって面倒……。昨春の植替時に鉢底に仕込んだマグアンプが効いたのか今年は何度か爆開を繰り返しています。温室で地植えするのが一番かも知れませんね。

ここからはギムノカリキウムたち。

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いただきものの瑞昌玉(Gymnocalycium quehlianum 'curvispinum')は球体も花も「端正」のひと言。株が充実してきたのか、目に見えては大きくなりませんが初めて五輪同時開花です。

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底がうっすらと紅に染まるこの花の上品さはギムノの中でも特筆ものでは……。

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こちらもお気に入りのギムノ花、紅蛇丸(Gymnocalycium mostii)。昨春から植替を怠っていますが、去年より煩瑣に花を着けます。育ち具合や状態にもよりますが、ある程度の大きさのものは、劣化しにくい土と長期間保つ肥料を用いれば植替頻度を下げても良いのでは。

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もう一方の黒棘鳳頭(Gymnocalycium asterium)です。先日紹介の同種とは仲が悪く、同じフレームで隣り合っていても、これまで同時に咲いたことは一度もありません(w)。で、こちらの肌は綺麗な緑色。

6月半ばに播いた室内実生の結果が見えてきました。そこそこに発芽して順調そうなものが多いのですが、まったくの音無もいくつかあります。先週から一部にキリンウチワ接ぎを試しています。さて今回の打率は如何ほどに……。

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by aihal_polyhedron | 2014-07-12 23:10 | Cactus | Comments(0)
2014年 07月 09日

梅雨の合間に(14/7/8)

台風8号、心配されていたほどには発達しなかったようですね。それでも雨や風にまだしばらくは警戒が必要なようです。

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種名不明のロビプシス、球体は不細工に歪んでいて見るべきものがありませんが、花はご覧のように微妙な色合いでお品のあるものです。

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咲く時によってかなり花色に変化がある濃赤花兜。この時は濃赤というにはほど遠いものでしたが、二株同時に咲いたのでちょこちょこっと交配しておきました。

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三年余り前に入手した紅裳竜(Ferocactus viridescens var. littoralis)は、大して気合いを入れて世話しているわけでもないのに、株が充実してきたとみえて初夏から何度も繰り返し花を咲かせています。棘に邪魔されて完全に開ききらないのが難点ですが、赤い棘と黄色の花のコントラストはけっこう気が利いてるように思えます。

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太平丸(Echinocactus horizonthalonius)。これも新棘がどんどん上がってというような目を見張る成長とは無縁ですが、三年経ってそれなりに大きくなっています。

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大輪の花があまりに見事なのでアップにしてみました。お相手が居れば交配するところですが淋しく一株で咲いています。

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綾波(Homalocephala texensis)、左側は2010年末に実生したもの、右側は信州の園から入手した斑入りの綾波錦。実生の方が昨年から咲き始め、今年は交配も出来て念願の赤い実が見られました。

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完熟するとパクッと弾けるのか、このまま乾いていくのか、ドロッと崩れるのか観察中。

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今年のエキノケレウスの花もこの大仏殿(Echinocereus luteus)が最後のよう。エキノケレウスらしからぬ棘無しの柱から咲く清々しいレモンイエローの花は、緑色の雌蘂の存在がしっかりとエキノケであることを主張しています。

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この花には、花びらが細く尖ったものや八重咲きに近いようなものもあるようです。そのうちにいくつかのバージョンを実生してみたいものです。

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by aihal_polyhedron | 2014-07-09 17:36 | Cactus | Comments(2)
2014年 07月 02日

妖しの影(14/7/2)

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ベランダに妖しの影、出現!

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妖しの影の正体はこれではありません。いただきもののマツカナ・インターテクスタ(Matucana intertexta)がはじめて三花同時に咲きました。

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優しい綿毛の生えた長い花茎から咲く花がオレンジ色に輝きます。複数同時に咲くと美しさが際立ちます。

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こちらは渋ーい黒棘鳳頭(Gymnocalycium asterium)。去年の冬に拗れさせ、ご覧のように根元のくびれが未だ回復しません(涙)。でも、不思議と花は咲きます。
もうダメかと思って追加で買った方は、隣どうしに置いてありますが肌も緑で元気そのもの。拗れ鳳頭は、どうも見捨てられる危険を感じて必死で頑張っているのかも(w)。同時に咲けば交配するのですが、これが見事に互い違いに咲きます。張り合って牽制しまくりのようです(ww)。

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同じギムノカリキウムでも、こちらは優しい花のペンタカンサ(Gymnocalycium buenekeri)。開花二日目くらいになるので、少し花が萎れ気味でしょうか? 根元からは複数の仔が吹き出しています。カキ仔すべきか、群生させるべきか?

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妖しの影の正体です。と言っても、その正体は不明プシス。二十年余り前から家に居る老株からのカキ仔。昨年、プシス接ぎの台木にしようと用意したのですが、結局使わず仕舞い。そのまま昨秋から今日までベランダに放置していました。
最低-7℃ほどにまで冷え込んだ冬も、稜に凍傷がわずかに出来たくらいで乗り越え、時々思い出したように咲いています。この調子なら、プランターに植えて、冬場はプチプチで覆うだけで十分に越冬出来そう。

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しかし、同じ不明プシスですが、こちらは無惨なことに。接ぎ台にしようと頭を刎ねて仔吹きさせていたのですが、冬の冷え込みに耐えられず、すべてご覧の無惨な姿になってしまいました。おそらく、表皮が失われた切断面から寒さが入り込み、凍害を起こしたのだと思います。サボテンって微妙ですね。

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by aihal_polyhedron | 2014-07-02 19:00 | Cactus | Comments(0)
2014年 06月 30日

梅雨の最中に(14/6/30)

沖縄地方の梅雨が明け、梅雨前線が北上してきました。これまで晴れの日が続いていた北陸も、ようやく鬱陶しい梅雨に突入です。
本来なら、サボの世話はほぼ断水で過ごさせるものが多くなる時期なのでしょうが、春の植え替えを怠って用土が極端に悪くなっているものなどを少しずつ植え替えたりしています。

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2012年6月末に播いたMammillaria mainiaeが初開花しています。マミラリアの花期は、春一番に咲くもの、春たけなわ、夏前、真夏、そして冬咲きと、同属でありながらほぼ一年にまたがります。

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アンテナのような雄蘂が大きく飛び出しています。こういう構造の花は受粉させるのも容易です。別株が開いたら相互交配させる予定。

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獅子奮迅(Coryphantha cornifera)は2011年の5月末に播種し、昨年から花を着け始めました。二花が同時開花してくれましたが、押し合って完全に開けません。
左後ろに見える、鈎棘状の株が一番お気に入りですが、これの開花は来年以降になりそうです。

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この青肌のラウシー(Sulcorebutia rauschii)は、残念ながら留守中に群開してしまいました。でも、かろうじて最後の花を見ることができて、このメタリック調の花、見飽きませんね。

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二年前の1月にフライレアをいくつか実生しました。これは、Frailea pygmaea "densispina" FR1371。蕾が開けば薄黄色の控えめな花が見られるのでしょうが、この属の特徴である、開花しないまま結実するという方針を貫くようです。

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同じ時に播いた F.horstii AH 46。これはあからさまに、咲かずに結実に向かっているよう。閉じられた蕾の中で自家受粉して結実すれば外乱に左右もされず、安定して子孫を残せるでしょうが何か面白みがないような。私の勝手な言い分ですが……。

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丈夫なこと極まりない大豪丸(Echinopsis subdenudata)です。昨年、ワタムシにたかられましたが、ダイシストンで一発除去! 4月から何度も夜咲の花を見せてくれています。鼻づまりがちな私にも、4輪開花のこの時は淡く甘い香りが感じられました(w)。

十日ほどたつ室内夏実生、まずまずの発芽率です。促成で結果を得ようとするプロジェクト(大袈裟!)も並行して進めています。次回にご紹介予定です(ww)。

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by aihal_polyhedron | 2014-06-30 22:54 | Cactus | Comments(0)
2014年 06月 25日

何気ないものの美しさ(14/6/25)

実生苗、大放出!(14/6/20)は昨日、締め切りました。ご応募ありがとうございました。

サボ実生を始めて数年経つと、珍しいものや育てにくいものに挑戦してみたい気持ちに駆られます。で、やってみると、これがなかなか……。
そんな時に慰められるのは、駄モノ扱いされているサボたちが見せてくれる何気のない美しさだったりします。

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この青王丸(Notocactus ottonis)、自家採種したものを実生したのですが、発芽率が良すぎて手に余り、ご近所へお裾分けしてもまだ小鉢に何鉢か……。
丈夫すぎるほど丈夫なのも災いして、だんだんとかまってやることもなく、ビニールトンネル内でほぼ放置状態。でも律儀にこうして咲いてくれ、水やり後の様は輝くばかり!

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昔々は家々の軒下でよくよく目にした白檀(Chamaecereus silvestrii)ですが、最近はとんと見かけなくなりました。冬の間、寒さにさらされ真っ赤に縮こまっていても、春が来れば緑を取り戻し、5月には見事な群開を見せてくれます。
去年の今頃、爆開後にコナカイガラムシの大群にたかられてやむなく株分けしたのが祟ったのか、今年は爆開とまでは行きませんでした。それでも、アップで見ると整った形と鮮やかな色が目を楽しませてくれます。

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これも恐ろしく丈夫なホルスティ(Notocactus horstii)、3年前に来た時は5cmほどの球体がぶくぶく肥大して、今は軽く10cmを超えています。この春、花後に久しぶりに植え替えてやったところ、それが刺激になったのかまた一つ花を見せてくれました。肥大した身体に似合わない優しく可愛い花です。

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サボ友さんからいただいた世界の図、Echinopsis eyriesii「短毛丸」の斑入り種として昔からよく知られています。いくつかカキ仔しましたが、これがいちばん斑のバランスが取れているような!
虚弱なものの多い斑入り種の中では、出色の丈夫さを誇りますが、あまり放ったらかしにすると茶渋が上がって来そう。すでにその傾向が垣間見えていますね。

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連休中に豪勢な群開を見せてくれたアルビスピナス(Echinocereus reichenbachii var. albispinus)。冬の間の断水と寒さで縮こまった姿は、「大丈夫?」と心配するほどでしたが、花後もこうして青々として新棘を上げ、二回りほど大きくなりました。それに仔ふきも始まっています。
このままにして、夏の終わりに植え替えるか、来春早くにするか悩むところです。

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香花丸(Mammillaria baumii)はかつて、ドリコテレ属(Dolichothele)とされていましたが、今ではマミラリアに統合されているようです。5月から咲き始めて、何度も何度も清々しい花姿を見せてくれるお気に入り種です。花殻がなかなか取れないものが多いマミラリアですが、香花丸は咲き終わって一週間もすれば、花殻が綺麗に取れるとこも清潔感があってよろしい。

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瑠璃鳥(Rebutia deminuta)もまた、5月から何度も群開してくれる可愛い奴です。この株は2011年8月の実生ですから三年足らずのものですが、ご覧のようにもう一人前。

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前に咲いた花殻がたくさん残っていますが、これがほぼすべて自家結実します。そして、播いた種の発芽率は驚くほど高く、幼苗も丈夫で生存率の良さは抜群です。
あまりに丈夫で殖え過ぎるため、去年取った種はすべて棄てました。今年はちょっと考えを改めて、大きな平鉢に播いてそのまま群生させてやろうかと目論んでいます。カーペットのように広がる朱花の群開、捕らぬ狸で夢想しております(ww)。

おかげさまで、実生苗、大放出!によりフレームに少し空きができそうです。これに味を占め、第二弾を準備中。次回はカキ仔苗も含まれることになりそう。乞うご期待!

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by aihal_polyhedron | 2014-06-25 19:56 | Cactus | Comments(2)
2014年 06月 23日

曇り日の花(14/6/23)

梅雨と言っても雨はあまり降りませんが、はっきりしない天気が続きますね。日中も風があって日陰では肌寒いくらい。真夏日・熱帯夜の連続よりはましですが何だか妙な天気です。
梅雨入り前に比べると少なくなりましたが、こんな中でもサボたちは花を着け続けています。

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Echinopsis eyriesii「新黄花短毛丸」ということで、2010年秋に信州の園から入手しました。冬の間に拗れてしまい、球体はまだ膨らまないままですが律儀に花を咲かせました。もう少し暖かめで越冬させるのが良さそうです。

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不明ロビプシス。亡き父母がどなたかからいただいたもののようです。春先の植え替えを怠ったせいか、去年より花期が遅れていますが、蕾だけは有り余るほど着けています。乾きやすいビニールトンネルに置いてあるので、去年もそうでしたがすべての蕾が咲くことはなさそう。じゃんじゃん水を欲しがるサボのようです。

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これも信州の園から来たソエレンプシス交配種です。「ハツミイエロー」という和名だったと思うのですが……。このゴージャスな花を見れば、細かいことは言いません。来た当時は5cmほどでしたが、いまでは倍近くに膨れ上がっております。

実生苗のプレゼントですが、割りと皆さん遠慮がちなのか、まだ余裕があります。ただし、幾つかの種に集中する傾向があっていささか困っています。明日いっぱいが締め切りですので、ドシドシご応募を!

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by aihal_polyhedron | 2014-06-23 19:22 | Cactus | Comments(0)
2014年 06月 13日

帰還(14/6/13)

一昨日、二週間あまりの京都暮らしから帰って来ました。真っ先にベランダに出てフレームを覗きましたが……。
花殻が散乱しているのは予期していましたが、うーん、かなり日焼け被害が出ている(涙)。恐らく、梅雨の晴れ間の強光線にやられたようです。球体の西側に被害が出ているところから、午後の強い西日が原因と思われます。あと、遮光を強くしたフレームに収めた実生苗にも枯死したものが出ています。これは強光より高温で焼かれたもののようです。
愚痴っていても仕方ありません。来年からは被害を最小限に抑えられるように対策をとらねば。それでも、薄情な飼い主に健気に応えてくれているサボたちが……。

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二本ある紫太陽(Echinocereus rigidissimus v. rubispinus)は、出張に出掛ける前に幾つもの蕾を膨らませていました。帰ってから見られるのは花殻だけと諦めていましたが、二株に一つずつ、最後の花が開いていました。

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梅雨入りが早くて天候が悪かったことも幸いしたのかも知れません。冬は最寒のフレームで休眠させている紫太陽ですが、来年は春先から温度が上がるフレームに移して、開花時期が早まらないか試してみましょう。

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うちにあるエキノケレウス属では一番最後に咲く大仏殿(Echinocereus luteus)が帰宅を待っていたかのように開花を始めました。棘のない球体?は、稜の部分がほんのりと焼けていますが、これは毎年のこと。

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天候がすぐれず輝きの少ない写真になっていますが、数えてみると今年は13個開花しそう。植え替えを怠っている割りには成績は良さそうです。
他のエキノケレウスでは、フェンドリー(Echinocereus fendleri)?が花殻状態で出迎えてくれました(w)。初めて咲いた花でしたが結局見ることが出来ず仕舞い(涙)。

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Eriosyce crispa v. huascensis FK74。実生から3年を超えたエリオシケたちは株も充実したものが多く、去年の初開花よりも時期も少々早く、花数も確実に増えました。しかし、それが徒となったのか、ほとんどが留守中に花の盛りを終えています。

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E. crispa v. huascensis FK76。それでも、フィールドナンバー違いのFK74、FK76が帰るのを待っていてくれました。どちらも微妙な色使いで愉しませてくれます。

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Acanthocalycium thionanthum v. glaucum FK616「黒鬼玉」。昨年1月に実生しキリンウチワに接ぎ、この春に接ぎ降ろしたものです。消滅しそうな実根のものを尻目に、一輪だけですが花を着けました。

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レモンイエローの仄かな花、球体も大人しげで、「黒鬼王」という和名はあまり似つかわしくないように思えます。こうしてみると、やはりキリンウチワ接ぎは効果絶大ですね。

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by aihal_polyhedron | 2014-06-13 23:17 | Cactus | Comments(0)