<   2011年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧


2011年 03月 31日

開いた、開いた

今日は一日、暖かく春らしい天気でした。日照も十分にあって、昨日開花した強刺類二つの花も完全に開きました。
a0176140_21253459.jpg

a0176140_212658.jpg

天晃(Thelocactus nidulans)は満開になった花の下にもう次の蕾が大きく膨らんで来ました。小さな体でこれだけの大きさの花を着けるのはけっこうな負担になるのでは? 結実させるわけではないので、花が終わったらなるべく早く花殻を取ってやろうと思います。
a0176140_21282317.jpg

a0176140_21283566.jpg

刺がメインの緋冠竜(Thelocactus hexaedrophorus var. fossulatus)ですが、なかなかどうして花も魅力的です。花後には強い新刺を出してもらえるよう、通風第一・遮光最小限の第2フレームを計画していますが、時間が取れずさっぱり進展しません。来週には何とか目鼻をつけないと……。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-31 21:56 | Cactus
2011年 03月 30日

強刺の花

遅ればせながらも、ここ数日でようやく春がやって来たようです。蕾を膨らませていたテロカクタスが二株、花を咲かせていました。
a0176140_2339674.jpg

緋冠竜(Thelocactus hexaedrophorus var. fossulatus)。
a0176140_23401225.jpg

天晃(Thelocactus nidulans)。
a0176140_23405627.jpg

a0176140_23411686.jpg

でも、緋冠竜(上)、天晃(下)とも、晴れたり曇ったりの天気では完全に開いてはくれないようです。

エリオシケ属など花が終わったものや、最近やって来たものなどを植え換えのために抜き上げました。入手先や品種によって、土の種類や根張りの具合がずいぶん違うことが抜き上げると良く分かります。川砂主体のある園では保湿を図るためでしょうか、小片の木炭が混ぜられています。あるネット販売店から来た苗は、微塵だらけの土でほとんど根が張っていません。根腐りはしていなかったので助かりましたが……。他所様のことばかりは言えません。去年まではHCのサボテン用土で適当に植え込んでいたのですから。水が浸み込み難くなっていた冬仙玉は、鉢の上半分で根詰まりを起こし、下半分の土は突き固めたようにカチカチになっていました。こんな状態でも綺麗な花を咲かせてくれたと思うと申し訳ない気持ちです。素焼き鉢に植えたエキノプシスの根は、土の中ではなく鉢の内側にびっしりと張り付いていました。これも微塵だらけの市販用土でしたから、空気を求めて鉢の内側へと必死に根を伸ばしたのでしょうか? 何はともあれ植え換えは、日頃見ることの出来ない根の様子から色んなことを教えられるまたとない機会なのですね。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-30 23:58 | Cactus
2011年 03月 27日

花と蕾 4

昨日今日と時折雪が舞っています。冬のような北風が時折、突風のように強く吹く寒い日でした。そんな中、帝冠が花を咲かせていました。
a0176140_2334681.jpg

留守にしていた日以外は毎日、フレームを覗いていたのですが、まったくそんな様子が感じられなかった帝冠(Obregonia denegrii)がいきなり開花したのには驚きました。十日余り前に植え替えましたが、その後も球体にも変化が見られないようで「開花はまだまだ先」と思い込んでいました。それに加えて、頭頂部の綿毛に隠れて花芽が分からなかったため、突然の開花となったのだと思います。
a0176140_23421962.jpg

近寄ってみるとなかなか味わいのある花ですね。実は老眼が進んでいて、こうやってマクロ撮影して初めて、微細な構造を確かめることが出来ます(笑い)。
a0176140_2345771.jpg

つや消しで地味な肌色の黒刺鳳頭(Gymnocalycium asterium)にもどうやら4つほど花芽が見え始めました。飴色の新刺を旺盛に吹くようになるには、もう少し安定した温度と日照が要るのでしょうか?
a0176140_2349765.jpg

多花玉(Gymnocalycium multiflorum)も筋肉のように盛り上がった綾の間から花芽を覗かせていますが、刺座との間に挟まれて何だか窮屈そうです。
a0176140_23543681.jpg

黄花短毛丸(Echinopsis eyriesii)はまだ小さいのに幾つも花芽の前触れの白毛を出し始めました。この大きさで余り無理して花を着けると成長に差し障らないかと心配になります。

まだ寒さが続いていますが、フレーム内のサボテンたちは春に向けて活発に動き出しています。一番、春を待ち望んでいたのは私ではなく彼らだったのですね。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-27 00:02 | Cactus
2011年 03月 25日

エリオシケ実生 播種10日後

播種して10日後、発芽から約一週間のエリオシケ実生です。
a0176140_2259477.jpg

Eriosyce crispa v. huascensis FK 74 (Huasco)
a0176140_233536.jpg

Eriosyce taltalensis v. pygmaea ´calderana´ FK 132 (N Chanaral)

こうやって見ると、サボテンが双子葉植物だということが良く分かります。そして、どちらも発芽して間もないのですが、もう刺を生やし始めました。乾燥地帯の植物なのに、最初はこんなに繊細な根を伸ばすのですね。生命の不思議さを思わずにはおれません。なお、種名のリンク先は今回の種子を購入したSuccSeedです。こんな風に開花するまで頑張って育てます。
今回はAi Nikkor 35mmF2をリバースして撮影しています。リバースするとレンズの焦点距離が短くなるほど倍率は高くなります。この場合は撮像素子面では2倍以上の撮影倍率になっていると思います。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-25 23:21 | サボテン実生
2011年 03月 25日

花と蕾 3

今朝起きると、屋根がうっすらと雪化粧していました。被災地で苦闘されている方のことを思うと、せめて季節だけでも春らしく暖かくなって欲しいと切に思います。
a0176140_034165.jpg

13日に大きく蕾を膨らませていた兜丸(Astrophytum asterias)は、次の日には呆気なく開花していました。直ぐに萎んでしまう花ですが、今は次の蕾が膨らんでいます。
a0176140_0194652.jpg

菊水(Strombocactus disciformis)も植え換えが刺激になったのか蕾を上げ始めました。開花まではまだ間があるのでしょうが必ず花開いてくれるはずです。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-25 01:01 | Cactus
2011年 03月 24日

四ヶ月目に入った実生幼苗

昨年12月に始めた初実生も四ヶ月目に入りました。2月8日の植え換え後、一ヶ月余りの間に腐ってダメになったものは一個だけですから、まずまず順調と言えるでしょうか?
a0176140_23362587.jpg

a0176140_23364245.jpg

発芽率抜群だった綾波(Homalocephala texensis)はここまで一個の脱落もなく来ています。この種子はオークションで個人から譲り受けたものですが、ご覧のように刺色に個性が出て来ました。大きなもので直径17mmほどですが、不用意に触れるとチクリと来るようになりました。
a0176140_23473991.jpg

征覇城(Turbinicarpus pseudomacrochele ssp.pseudomacrochele var.sphacellatus)は昨秋に購入した株から9粒採種したもので6株が育っています。植え替え直後に比べると刺がゲジゲジ状に発達してきました。
a0176140_033918.jpg

白鳥(Mammillaria herrerae)は成長すると仔吹きして群生するそうですが、いつになることやら。
a0176140_095074.jpg

このグロボーザは蓬莱宮(Mammillaria schumannii)の変種のようです。マミラリアにしては大きな花が咲くようです。
a0176140_021754.jpg

奇想丸(Setiechinopsis mirabilis)は40粒蒔いて2粒のみの発芽ですが何とか2個とも生き残っています。開花までこぎ着けて神秘的な花を見てみたいものです。
a0176140_0264678.jpg

黄刺タイプの金冠竜(Ferocactus chrysacanthus)です。植え替え後に一個は腐ってしまいましたが、後は新刺を伸ばしてそれなりに成長しています。昼夜の温度差を作り出せる実生第2ボックスに移してから、目に見えて引き締まってきましたが植物育成灯下での栽培ですから、何処かで十分な外光の当たるフレームに移さないと、本来の刺を出し続けることは難しいのでしょうね。
a0176140_0373149.jpg

光琳玉(Gymnocalycium cardenasianum)は不思議な肌色になって来ました。機嫌は悪くなさそうに思いますが成長は遅々たるものです。某園から購入しましたが、30粒蒔いて5粒発芽で、現在4粒しか残っていませんから大事に育てなくては。

今回の写真はリバースアダプタを使いNikonのD200で撮影しました。レンズはMFのAi Nikkor 50mmF1.2です。レンズの焦点距離にも依りますが、リバースすることで簡単に等倍以上の撮影ができます。ただ、被写界深度も極狭くなりますからピント合わせが大変です(写真は最少絞りのF16で撮影しています)。ストロボの出力と照射距離を変えてのマニュアル撮影になりますが、こういう時、即結果が見られるデジカメは便利ですね。フィルムカメラではこうはいきません。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-24 00:53 | サボテン実生
2011年 03月 22日

エリオシケの実生・発芽状況

3月15日に播種し、実生第1ボックスで昼夜とも30℃前後で管理しているエリオシケ10種の発芽情況です。
a0176140_21551593.jpg

左から、1.Eriosyce crispa v. huascensis FK 74 (Huasco)、2.Eriosyce heinrichiana subsp. intermedia FK 28 (Elqui Valley, E La Serena)、3.Eriosyce subgibbosa v. nigrihorrida FK 22 (Tongoy)。
a0176140_21552841.jpg

左から、1.Eriosyce recondita ´vexata´ FK 369 (Morro Moreno Chile)、2.Eriosyce taltalensis v. pygmaea ´calderana´ FK 132 (N Chanaral)、3.Eriosyce crispa v. huascensis FK 76 (Huasco, 50m)
a0176140_21554011.jpg

左から、1.Eriosyce taltalensis subsp. pilispina FK 772 (Caleta Flamenco (km 945 to km 955) Chanaral 20m Chile)、2.Eriosyce odieri v. monte-amargensis FK 522 (Monte Amargo)、3.Eriosyce esmeraldana FK 436 (Esmeralda on the beach)、4.Eriosyce taltalensis subsp. paucicostata FK 389 (45 km S of Paposo)。

SuccSeedへは全種40粒で注文しましたが、みな50粒以上ずつ入っていました。花期からして昨年の春から夏頃に採種された種子と思いますが、遅速はあってもおむね発芽率は良さそうです。

今回も実生床には透明蓋付きの弁当用発泡容器を使いました。底面にパンチ穴を開け、用土の流出防止と水はけ確保のために赤玉土のガラを入れ、微塵を抜いた市販の実生・挿し木用土(細粒)に珪酸塩白土(細粒)を10%加え、その上に表土として5mmほどバーミキュライトを敷きます。
腰水で十分に灌水した後、電子レンジで3分間加熱殺菌しています。前回は蒸し器で20分ほど殺菌しましたが、熱で容器が変形してしまったので今回は電子レンジで行いました。
細かな種を蒔くのは普通のピンセットではとても無理なので、HCの工具売り場にあったホビーツール用で、先端がカーブして細く尖った小さなピンセットを使いましたが、それでも上手につまんで等間隔に蒔くのは私には至難の業です。
蒔き終わった後、ベンレートの2000倍希釈液を噴霧し実生ボックスに収めました。播種前に種子自体の殺菌(アルコール消毒)は行っていません。
実生ボックスはほぼ密閉されていて、その中で熱帯魚ヒーターで加温していますから湿度は100%に近いと思います。その上、実生床にも透明の蓋が被せてあり簡単に乾燥することはないので腰水はしていません。前回の経験からも、発芽とその後の生育に用土の湿度を保つことは重要ですが、あまり過湿にしない方が水を求めて根張りが良くなるようです。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-22 22:50 | サボテン実生
2011年 03月 19日

花と蕾 2

a0176140_21443546.jpg

白翁玉(Eriosyce senilis var. multicolor)が開花しています。これも旧ネオポルテリア属の典型というべき花形をしています。この仲間は小球のうちから開花するものが多いのもうれしいですね。
a0176140_21501584.jpg

こちらはグランディフローラ(Eriosyce 学名不明)です。やはり旧ネオポルテリア属らしい鑞細工のような質感が面白いですね。灌水後に撮影しました。
a0176140_2152283.jpg

昨秋に入手した希望丸(Mammillaria albilanata)はこの間まで動きなしでしたが、植え替えたところ蕾を吹き始めました。植え換えが刺激になったということなのでしょうか?
a0176140_21554397.jpg

緋冠竜(Thelocactus hexaedrophorus var. fossulatus)も蕾をもたげ新刺を伸ばしています。
a0176140_21582853.jpg

天晃(Thelocactus nidulans)は三つ目の蕾も上がって来ました。赤い新刺も顔を覗かせ機嫌良く春を迎えていくようです。

実生第1ボックスに播種したエリオシケ属10種のうち9種に発芽が始まりました。どの種も細かい種子なので、発芽直後の幼苗もとても小さなものです。先ずはカビが生えないように注意して管理していきます。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-19 22:05 | Cactus
2011年 03月 18日

実生幼苗第2ボックス

ここ三日、冬が戻って来たような寒さとなりました。被災されている方々のことを思うと胸がつぶれそうです。微力ですが我が家でもどんな支援が出来るのか家族で相談しています。
a0176140_824876.jpg

a0176140_8243045.jpg

実生幼苗の第2ボックスが完成しました。大きな収納ボックスの中に園芸用電気ヒーター(海野製作所ウィングヒーター)を入れ、タイマーとサーモで日中温度を30℃に保っています。熱が上に上がりますので、ヒーター直上にはアルミ板をかけて熱を拡散させ、幼苗を植えたポッドは高床式の台を拵え、その上に載せました。
a0176140_8322017.jpg

照明は実生第1ボックスにも使っていた植物育成灯です。この状態でボックス内は最高温度35℃程度まで上がり、夜間は10℃ほどに下がります。
a0176140_8353447.jpg

ボックス内奥に見えるのがヒーター用サーモです。今のところ、幼苗たちは機嫌良く育っているようです。
a0176140_8372884.jpg

SuccSeedから届いていた種子(エリオシケ属10種)を新たに実生第1ボックスに播種しました。照明はNECの植物育成灯ビオルックスです。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-18 08:42 | サボテン実生
2011年 03月 13日

花と蕾

こんな悲しい時にも花は咲くのですね。
a0176140_2328574.jpg

グランディーフローラ(Eriosyce 学名不明)が開花を始めました。
a0176140_23335780.jpg

冬の間に顔を覗かせていた兜(Astrophytum asterias)の蕾も、ここ一、二日でにわかに膨らんで来ました。
[PR]

by aihal_polyhedron | 2011-03-13 23:41 | Cactus