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2011年 08月 30日

今日の花

ここ四日ほどお天気が良く暑さも戻ってきました。今日はちょっと蒸し暑い感じです。でも、最低気温は20℃前半まで下がり、秋の虫が草むらで鳴き始めました。台風が過ぎれば一気に涼しくなるのかも知れません。

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アルビシマ(Sulcorebutia albissima) 6月初めにやって来ました。用土の水はけが悪く、直ぐに植え替えたせいか、今年の開花はこの一つだけのようです。近づいて見ると、花びらの質感がちょっとメタリック。これでぐるっと咲くとなかなか派手な感じになりそうで、来年に期待です。

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黒槍丸(Gymnocactus gielsdorfianus) こちらはお盆前に来た新着サボです。白く粉を噴いたつや消しの肌に惹かれて入手しました。新刺は黒いですが、「黒槍」というほど立派なものでもありません(笑)。綿毛の中に蕾の気配がしていて、今日開花しました。花はあんまり目立ちません。

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スパケラトス(Turbinicarpus pseudomacrochele ssp.pseudomacrochele var.sphacellatus) 毎度おなじみのツルビニです。春から本当に何度も何度も可愛らしい花を着け楽しませてくれています。真ん中の親株と周りの子株が交互に咲くことが多かったのですが、今回は華やかな親子同時開花を見せてくれました。

先日、この夏までに自家採種したサボ種を10種ほど蒔きました。5日経って、旺盛に発芽しているものも出て来ました。珍しい種類ではありませんが、自分で採った種が芽を出すのは格別に嬉しいものですね(まだ音沙汰なしのものもありますが)。
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by aihal_polyhedron | 2011-08-30 21:56 | Cactus
2011年 08月 27日

難物実生たちのその後

長く続いた雨もようやく一段落、昨日の午後から久しぶりに太陽が顔を覗かせました。今日も朝方は雲がかかっていたものの、昼前から晴れ始め、午後は涼しい風も吹いて秋間近を感じさせる一日でした。
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夏の間、毎日のように白山山系に入道雲が湧き上がっていましたが、今日の雲は真夏の雲とはちょっと変わって来ているようです。

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5月の末に15種ほどまいた中、難物系たちの近況です。三ヶ月経ちますが、あまり育ってません。環境が合わないのか、難物たるゆえんなのか良く分かりませんが……。

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Sclerocactus spinosior SB 740(上)、和名は黒虹山。40粒ほど蒔いて約半数が発芽しましたが後が続きません。
Sclerocactus unguispinus 'durangensis v. mapimiensis'(中) 。発芽率は25%弱。育っているようないないような。
Toumeya papyracantha SB504(下)。ご存じ月の童子です。妙にひょろひょろ伸びています。ここに来て少し成長の兆しが見えてきたようです。でも、もっと深く植えなくてはいけないのかな? 倒れまくりです。

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Sclerocactus scheeri SB 862。これもかろうじて成長を始めているようです。
これに限らず、今のところ難物たちもけっこう水をやっているにもかかわらず腐りません。そうやって気を許していると痛い目に遭うのでしょうね、恐らく。Cactus-Artに恐ろしい記述を見つけました。「成球は簡単に腐敗して 、 特に 植え替えた後に死に ます」。手強いですね。

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Gymnocactus beguinii ´smithii´ Anderson 5033(上)。和名は白琅玉でしょうか? ツルビニカルプスに分類されることもあるようです。上記難物たちよりは格段に栽培が容易のようですが、育ちはよろしくありません。
Gymnocactus subterraneus P 362(下)。和名が武輝丸。やはりツルビニカルプスとされる場合も。この仲間は大きな根茎からひょろひょろと茎を伸ばす性質があるようです。

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Gymnocactus beguinii ´smithii´ Anderson 5033(上)。上記と同じものです、分けて植え替えました。
Gymnocactus subterraneus v. zaragosae SB 1437。同じG. subterraneusでも、こちらは茎を長く伸ばさないタイプのようです。花はピンクも黄花もあるようです。さて、開花までこぎ着けるかどうか?

8月も末になったので、ぼちぼちと秋の植え替えを始めることにしました。先ずは入手したまま植え替えていないもの、夏の暑さで動きを止めていたもの、そして、パンパンに膨らんで鉢いっぱいに広がったものが対象です。ぎゅうぎゅう詰めになった実生苗も植え替えなくては……。春と違い時期が限られるので、見極めとタイミングが難しいですね。
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by aihal_polyhedron | 2011-08-27 23:55 | サボテン実生
2011年 08月 24日

感動 その2

何だか変な夏の終わりですね。急に涼しくなったと思ったら激しい雨が降ったり。今日は梅雨のように蒸し暑く、体が持ちにくい。一週間近く満足な日照がないのでサボ達は戸惑っているようです。
そんな中、僅かに陽が射したのを見逃さずにあるサボが花を咲かせました。
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象牙丸(Coryphantha elephantidens)のお気の毒な姿です(昨秋)。
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春になりフレーム内の温度が高くなるにしたがって新刺を旺盛に伸ばし元気モリモリになって来ました。でも、もう一つの象牙丸が開花したのに、こちらはまったく兆しも見えません。長い間、拗れていたので、今年は花なしでも元気になっただけで満足と思っていたら……。お盆少し前にようやく出蕾です。でも、その後の天候が悪くなかなか咲きません。
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そして、一昨日、厚い雲間からほんの短い間射した陽を受けてとうとう開花してくれました。
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二輪同時開花ですから押し合いへし合いで十分に開いてくれませんが文句は言いません。それに、二輪の後ろにもう一つ蕾が上がっています。
去年の細長く徒長して色艶の悪い姿から見事復活してくれました。アカダニにやられていた部分も新しく膨れ上がった部分に押されてほとんど目立たなくなりました。刺ももう一つの象牙丸と比べれば弱いものですが、こちらの方がノーマルな象牙丸の姿に近いのかも知れません。
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こちらはもう一つの象牙丸です。ご覧のようにとても強い刺が覆っていて、花の感じも上の落ちついた優しい感じとはかなり違い、華やかな感じがします。でも、どちらも良い感じ! またまた、親バカですね(笑)。

自家採種したサボ種十種余りの播種準備に入りました。屋外での最後の夏実生にしようと目論んでいましたが天候が優れず、屋内実生で始めることにしました。来春まで部屋の中に置いた実生ボックスで育てることにします。そして、まだ蒔いてもいないのに冬実生は何にしようかななどと夢想しています。困ったものです。
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by aihal_polyhedron | 2011-08-24 15:10 | Cactus
2011年 08月 20日

感動!

一昨日、北陸地方でもけっこう大きな雨が降って、それ以来、昨日・今日と一気に涼しくなりました。日中でもエアコンは要らず、夜の今は開いた窓からひんやりとした夜気が流れ込んで来ます。暑さが引いてサボ達も気持ち良さそうと言いたいところですが、その分、日照が無くて開花を足踏みしているものもいて、善し悪しですね。
昨秋、フレームでの栽培を始めてから、最初の夏が過ぎて行こうとしています。水やりの加減や遮光・通風など、試行錯誤を繰り返す中、調子のなかなか出ないサボもいるのですが、見違えるほどに育ってくれたサボもあって感動しています。今日はそんな一つをご紹介します。
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このサボ、実は名前が分かりません。ブカレンシス(Mammillaria bucareliensis)の仲間だと思いますが、皆さんもよく見かける、極ありふれたものだと思います。なのに何故、感動!かというと……
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こちらは同じサボの昨秋の姿です。三年ほど前に近所の栽培場((サボはほとんど置いてありません)からやって来たのですが、野ざらしに近い環境では、こんな風にほぼ固まったまま無為の年月を過ごして来ました。それが……。肌の色つやといい新刺の具合といい、見違えるほど元気になりました。写真では分かりにくいのですが、大きさも三倍ほどにも膨らんで、まさに生き返ったー!という感じです。どんなものでも、こんな風に元気を取り戻して育ってくれるのは何ともうれしいものです。もう一つ、いじけ状態から劇的に復活したサボがあるのですが、こちらはここ三日ほど開花を前にして足踏み状態。パッと開いたらご紹介したいと思っています。親バカですね(笑)。

昨日までに、夏前に蒔いたエキノケレウスやコリファンタなどの植え換えを終わり、昨年末に蒔いた実生幼苗の植え換え(三度目?)も始めました。自家採種したものも早く蒔かないと……。近いうちにまた、苗(+種?)プレゼントのお知らせをさせてもらおうと思っています。乞うご期待!
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by aihal_polyhedron | 2011-08-20 22:44 | Cactus
2011年 08月 12日

今時の花 7-8月

お盆も近づき、帰省ラッシュがピークらしいですね。田舎生まれの田舎暮らしの私には40km超の渋滞なんてとても想像もつきません。
暑さも盛りを迎え、開花するサボはさすがに春よりもグンと少なくなっていますが、それでもいくつものサボたちがボチボチと花を着け楽しませてくれています。春から連続して蕾を上げるものは太る暇がないんじゃないかと心配になったりしますが、元気そうにしていますからたぶん大丈夫なんでしょうね。
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烈刺丸(Coryphantha echinus) しばらくお休みしていましたが、また今日、開花しました。こうやって眺めていると、花芯の中に吸い込まれて行きそう。
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緋牡丹錦(Gymnocalycium mihanovichii var. friedrichii 'Hibotan Nishiki') 葉緑素がほとんど無いのですから、無理して花を着けなくてもと思うのですが何故か次々と開花します。今回は△咲き(笑)。用土が古くなっているのか、水はけが今一つなので植え替えたいのですが、なかなか出蕾が治まりません。先月、もう一つの緋牡丹錦との間で交配した種子を採種したので、お盆明けには蒔いてみようと思います。
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紅葉ヘキラン(Astrophytum myriostigma nuda) 春にやって来た時とは様変わりして緑っぽくなっています。暑い夏の陽を受けて、せっせと光合成に励んでいるのでしょう。花も5月頃から、ぽつりぽつりと連続して咲かせています。見た目と違ってけっこう丈夫な感じです。
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帝冠(Obregonia denegrii) 前触れなしに綿毛から出蕾して花を咲かせます。これは7月半ばに三つ同時に開花した時に撮りました。焼け気味の球体も遮光を強めてあげたので、今は綺麗な緑に戻ってご機嫌さんしています。
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ペンタカンサ(Gymnocalycium buenekeri) 三年前から我が家にいたのですが、晴れた日だけ陽に当てる野ざらし栽培では鳴かず飛ばず。昨秋、フレームに入れてやってようやく機嫌を直し、成長を始め花も見せてくれました。でも、肝心の花はそれほどグッとくる感じでもないですね(笑)。稜間の肌が綺麗な部分が春からの成長分です。この調子でいけば、来年の今頃には球体もすっかり綺麗になるかな?
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バッテリー(Gymnocalycium vatteri) 春に奈良県の某園からオマケでいただいたものが、7月末に一つだけ花を着けました。表土に粒の揃った微粒赤玉土を使うこの園は、発送の梱包もとても丁寧で好感が持てます。もちろんサボたちも元気印で言うことなし。
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デフューサ(Lophophora deffusa) 4月末にやって来た時には、この鉢で十分と思って植え込んだのですが……。見てのとおり太りました。仔たちは鉢縁に押しつけられてお気の毒な状態です。暑さが一段落したら、一回り大きな鉢に植え替えてやろうかと思いますが、秋冬には縮むでしょうからこのままでもいいか?

昨日はこの暑いのに三種のサボが新しく我が家にやって来ました。身体測定をし写真を撮ってティッシュを被せてフレームに。どんどん手狭になって、このままでは成長した実生苗を植え替えると収めるスペースがほとんどありません。秋までにもう一つ製作予定ですが、暑すぎて図面を引く元気も出て来ません(笑)。
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by aihal_polyhedron | 2011-08-12 22:58 | Cactus
2011年 08月 09日

エリオシケ実生 播種後約五ヶ月

八月に入ってから強烈に暑いですね。特にここ三、四日は夜も熱帯夜状態が続き、この夏の正念場を迎えた感じです。
七月初めに室内からベランダの実生第3ボックスに移した10種のエリオシケ実生苗を先日、成球用の第2フレームに移動させました。前回のご紹介から一ヶ月の間にけっこう成長しています。先行きが見込めずに間引きしたものも少しありますが、脱落したものはほとんどありません。この暑さの中でも、実生苗の間はけっこう水を欲しがるようです。
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Eriosyce subgibbosa v. nigrihorrida FK 22 (Tongoy)
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Eriosyce crispa v. huascensis FK 74 (Huasco)
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Eriosyce heinrichiana subsp. intermedia FK 28 (Elqui Valley E La Serena) 育ち頭としては上の二つですが、このFK28が一番のお気に入りです。既に黒肌エリオシケの怪しい雰囲気を出し始めました。今後が楽しみです。
植え替えの際、表土にイソライトCG-2を使いましたが、灌水時に跳ね回り、根張りの浅いものには特に具合良くありません。焼成した人工土なので粒が揃い過ぎているのと、非常に軽いことが災いしているようです。用土に混ぜて、保水と排水のバランスを取るのには向いていますが、表土としては赤玉土の微粒の方が適していると思います。
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第2フレームは20%の遮光ですが、これでは焼死の恐れありなので、更に寒冷紗と遮光フィルムでこんな風に遮光を強めています。都合50%ほどの遮光となるでしょうか。
気の早い話ですが、夏の終わり頃にはもう一度植え替えて、十分に発根させてから冬に備えようと思っています。サボの実生はけっこう先読みしながらしないと。まあ、それが楽しいに違いありませんが(笑)。
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by aihal_polyhedron | 2011-08-09 11:53 | サボテン実生
2011年 08月 02日

仔吹きのシーズン?

このところ昼間はともかく、夜は最低気温が23℃を下回る日が続いています。だてに熱帯夜とは言わないのですね。たった2℃の違いですが体感温度には天と地ほどの開きがあります。鈍感な人間でもそうなのですから、サボたちはもっと微妙な温度差を感じているのでしょうね。昼間の日照が若干弱いのが気になりますが、機嫌良く過ごしているのか活発に仔吹きしているものもあります。群生株にしようか挿し木しようか悩ましい。
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ラウシー(Sulcorebutia rauschii) 4月に我が家に来た時に比べるとブッと膨れて6つばかり新しい仔を出しています。暑さにも強いように思いますが、以前は目立った青肌が赤っぽくなっています。
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篝火(Echinocereus triglochidiatus var.gonacanthus) これも4月からずいぶん背丈を伸ばしました。でも、それよりうれしいのは根本から出て来た6つの仔。自生地のように群生してくれることを夢想してしまいます。
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ダシアカンサ(Escobaria dasyacantha) 暑さは苦手のはずですが3つ吹いた仔も元気に育っています。繊細な刺も美しく、時々思い出したように花を咲かせて楽しませてくれます。
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青王丸(Notocactus ottonis) まだ小さく止せばいいのに仔を吹いています。このままだとどっちも歪んでしまいますから、秋の植え替え時には外して挿し木ですね。
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昇竜丸(Turbinicarpus schmiedickeanus) 6月末に我が家にやって来たニューフェイス。小さな仔を一つ吹いています。成長はとても遅いそうですが、いつか親株をぐるっと囲むように群生してくれるといいなぁ。
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金盛丸(Echinopsis calochlora) 何年か前にホムセンからやって来て、去年までのずぼらな半屋外栽培では鳴かず飛ばず状態でしたが、それなりの用土に植えてフレームに入れてやると、このとおり。でも、いくらなんでもこれはやり過ぎ。少なくとも根本の仔は分球してやるべきでしょうね。
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スパケラトス(Turbinicarpus pseudomacrochele ssp.pseudomacrochele var.sphacellatus) 最後はおなじみのスパケラトス(制覇城)。親株の周りを隙間なく取り巻く、小指の頭ほどの仔たちが一人前に花を着けます。これは先日の一斉開花。花期も春からと長く楽しませてくれる愛すべきサボです。

もう一つベランダにフレームを増設しようかと思っています。実生苗も増えたので、保温可能なフレームで冬を越させようという算段です。とても家の中では収まりきれなくなってますので。でも、この暑さの中で組み立てて塗装すると思うと二の足を踏んでしまいますね。
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by aihal_polyhedron | 2011-08-02 23:38 | Cactus