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2012年 03月 29日

ネオポル系エリオシケ花盛り

今日は暖かい一日でした。朝から夕方まで雲一つない快晴というのは、この春初めてかも知れません。フレームの中では、ほとんどのサボテンが動き出し、花を咲かせるもの、蕾を上げ始めるもの、賑やかになって来ています。
寒さが長く続いたせいか、去年よりかなり遅くなりましたが、ネオポル系エリオシケたちが花の盛りを迎えています。

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冬仙玉(Eriosyce Philippi 1872 Neoporteria sp)。一年でずいぶん大きくなりました。上にも伸びていますが、ずんぐりして元気そうですから良しとしましょう。

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暗黒王(Eriosyce clavata)。緑肌に黒刺、それに派手な色合いの花。暗黒王という名前にはちょっとそぐわないように思いますが……。
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同。上から撮ってみました。花弁の根元はこんな風に黄色がかっています。

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銀翁玉(Eriosyce senilis)。セニリスとは老人を意味するそうです。この仲間には刺色に様々なバリエーションがあり、家にも先日紹介した白翁玉など数種がありますが、この銀翁玉が少しくすんだ肌色と銀刺のコントラストが一番気に入っています。
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同。これも上から。いつもと同じ設定で撮っていますが、少し彩度が高すぎるようで、微妙な色合いがつぶれ気味ですね。この辺りは鮮やかさが優先されているデジカメの弱点だと思います。

陽が当たって暖かいベランダで午前午後、抜き上げと植え込みに没頭しました。その間に土と鉢を仕入れにホムセンへ。赤玉、軽石、鹿沼など、ブレンド用の小粒を探しますが、品質が良くて粒が揃っているものはなかなか見当たりません。

初めてサボに出会った小学生の頃、大昔ですね(w)、栽培書を隅々まで繰り返し読んだものです。その頃の栽培ノウハウでは、フレームが基本で、リンゴの木箱を斜め切りした簡易フレームなども紹介されていました。用土に関して言えば、基本は洗った川砂で、それに腐葉土を混ぜ、肥料は牛糞が一番とあったと記憶しています。私も要らなくなった木製の窓枠(これもほとんど今は見かけません)を利用して小さなフレームを作りました。家の庭に置きましたからナメクジやアリには悩まされたものです。その頃はホムセンなどありませんから、セメント屋さんから砂を分けてもらい、養鶏をしていた大叔父から鶏糞をもらい受け、発酵させて牛糞代わりにしていました。発酵中は臭いが酷いのと、油断するとウジが湧いたりして大変だったことを覚えています。何やかんや文句を言っても、今はホムセンなどで簡単に土や肥料も手に入って楽ちんですね。今では用土の主体も、川砂から保水性のある赤玉や軽石に変わり、肥料も専用のものがサボテン園から入手できます。サボテン界も30数年でずいぶん様変わりですね。

エリオシケの実生苗をサボ友さんにお引き受けいただき、少しスペースが空いたと思っていましたが何の何の。手元に遺した実生苗を植え替えたら面積が4倍ほどに広がってほぼ余裕なし。しかも、まだ植え替えを待っている苗たちが何鉢もあります。近いうちにまた大放出?させてもらうことになりそうです(w)。
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by aihal_polyhedron | 2012-03-29 21:26 | Cactus | Comments(8)
2012年 03月 25日

冬へ逆戻り

いやぁー、今日は参りました。四月を目前にしているというのに冬型の気圧配置。夜中にいきなり、ゴォーとまるで冬のような大風が吹いて日中も時雨模様。夕方には大粒の霰で一時地面が真っ白に。おまけにドーンと一発、まるで雪起こしのような雷まで鳴りました。実は今日、長男の結婚式だったのですが、式場のお寺の本堂で参列者一同、震えながらの式になりました。まあ、これも良い思い出になるでしょう。

春を前に足踏みという感じですが、それでも日が長くなって最低気温は確実に上がり、はっきりとサボたちは動き始めました。小柄で個性的なツルビニカルプスたちが、それぞれに花を着け楽しませてくれています。
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精巧殿(Turbinicarpus pseudopectinatus)。去年の春先にやって来ましたが、環境が変わったせいか花を見ることはできませんでした。夏に十日ほど留守する間に、3つのうちの1つが干涸らびて消えてしまいました。でも、今年はこうして鮮やかな花を見せてくれています。花色も濃く、なかなか美形な花なのですが、如何せん一株だけの開花なので交配することが出来ず残念です。

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あんまり綺麗なのでアップにしてみました。親バカですね(w)。

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スパケラトス(Turbinicarpus pseudomacrochele ssp.pseudomacrochele var.sphacellatus)。これは一昨年秋に入手した親株に結実していた種を、その年の12月に実生して、去年の10月にスピード開花したものです。まだまだ小さな体で、健気にも春の開花が始まりました。親株よりずいぶんピンクの濃い花ですから、精巧殿あたりと交雑しているのだと思います。無分別な交雑は良くないと思いますが、もう一度、上の精巧殿と交配して、どんな花色が生まれるのか試してみたい気もします。

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健気なスパケラトスも思わずアップにしてしまいました。他のツルビニたちも、こんなに小さくて開花するのでしょうか?

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牙城丸(Turbinicarpus macrochele)。これも去年の春咲きにやって来たものです。小さいのに老成している感じがして気に入っているのですが、乱暴に扱うと枯れたようなもじゃ刺が取れてしまったりします。刺に阻まれて花はなかなか完全には開いてくれません。それに見るからに成長は遅そう。これで実生後何年くらいになるのでしょうか?

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長城丸(Turbinicarpus pseudomacrochele)。上の3種は数日前の晴れ間に咲いてくれたのですが、この長城丸は冬が戻った昨日からの開花です。小さな球体に似合わず、かなり大きな美花が二輪開花しました。これも交配して増やしたい気持ちに駆られますが、残念ながら手元には一株しかありません。

1月末にメサガーデンに注文したマミラリアや難物の種が2回に分けて届いています。ツルビニの種子も色々取り寄せて播きたいのですが、発芽後の植え替えて倍々ゲームとなるスペースを何とかしないと手詰まりになり二の足を踏んでいます。長男の結婚というビッグイベントも何とか無事済んだので、栽培スペースをどうやって拡大するのか妄想を具体化して行きたいと思っています(w)。

この14日にご案内しました、「サボ友さんへプレゼント エリオシケ実生苗」に多くの方のご応募をいただきました。今後の植え替えで、まだ若干のプレゼントが出来るかも知れませんので、今回選に漏れた方も、その折には再度ご応募いただければ幸いです。この度は、スペース拡大にご協力いただきまして有り難うございました(ペコっ)。ご当選いただきましたお方には、お手元にお届け出来るまで今しばらくお待ち願います。
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by aihal_polyhedron | 2012-03-25 22:26 | Cactus | Comments(10)
2012年 03月 16日

春は来たれり

三日ほど好天に恵まれ、いよいよ春は来たれりという感じです。風が少し冷たくても、陽射しがあれば小さなフレームの中は40℃近くまで上がり、サボたちは次々と眠りから目覚め、フレームの中も少しずつ華やかさを増して来ました。暇をみて植え替えをしていますが、なかなか追いつきません。

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↑ 白翁玉(Eriosyce senilis var. multicolor)。旧ネオポルテリア系エリオシケの先頭を切っての開花です。輝く白刺の間から開く濃いピンクの花は、鑞細工のような質感で何度見ても飽きません。

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↑ 白翁玉。この系列の花は一度開くと萎れるまで閉じませんから、夜でも楽しませてくれる有り難い花です。こうやって見ると、鑞細工と言うより飴細工のようです。

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↑ 羅紗錦(Ancistrocactus uncinatus)。昨春に奈良の園から来た時にはすでに花を着けていました。無事に冬を越し花開いてくれてホッとしています。来た時は元気で後は……、というのは何とも情けないものですからね。大きい割りには不思議な感じのする地味な花です。それに刺に邪魔されて完全に開くのは無理なようです。

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↑ スパケラトス(Turbinicarpus pseudomacrochele ssp.pseudomacrochele var.sphacellatus)。学名はスファケルラトゥスともスパセラータスとも読まれ、和名は征覇城とも言われるようです。これも一昨年、奈良の園から買ったものですが、姿良し花良しで、これですっかりツルビニカルプスが好きになりました。一昨年末に播いた実生が、一年も経たないうちに花を見せてくれたのも思いも掛けない驚きでした。この春もこうして、第一回目の一斉開花を見せてくれています。去年は春から秋までに何度か一斉開花して楽しませてくれましたが、今年も期待して良いようです。

一昨日アップしました「サボ友さんへプレゼント エリオシケ実生苗」、種類によりますが、まだ若干の余裕があります。ご希望の方はメールにてご連絡ください。
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by aihal_polyhedron | 2012-03-16 14:45 | Cactus | Comments(8)
2012年 03月 14日

サボ友さんへプレゼント エリオシケ実生苗

昨日までの2,3日、冬が逆戻りしたようで、時折雪がぱらついたりしていました。一度暖かくなって寒さが戻ると体に堪えますね。サボたちも春への歩みを小休止させてじっと暖かくなるのを待っているようです。

お待たせいたしました! 別にどなたも待ってなどいないか(w)。ともかく、昨年今頃播いたエリオシケの実生苗たちをいくつか、サボ友さんたちにお分けしようと思います。何を隠そう、フレーム内を空けないと、新入の苗たちが入らず春実生もできないという事情があります。何とも勝手な話です。ご協力いただける方のお申し込みをお待ちしております。

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今回、プレゼントできるエリオシケ実生苗は7種16鉢で次の通りです。
いずれもSuccSeedから取り寄せたフィールドナンバー付きの種子を昨年3月に室内で播種し、昨春以降、ベランダのフレームで育ててきました。ここまでは私でも育てられたので、それほど難しい種類ではないと思いますが、これから先のことは何とも分かりません。

お一人で何種類申し込まれてもけっこうですが、お一人様、一種類に付き一鉢でお願いします。

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 1.Eriosyce subgibbosa v. nigrihorrida FK 22 (Tongoy)。4鉢。参考写真

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 2.Eriosyce heinrichiana subsp. intermedia FK 28 (Elqui Valley E La Serena)。2鉢。参考写真

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 3.Eriosyce odieri v. monte-amargensis FK 522 (Monte Amargo)。2鉢。参考写真

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 4.Eriosyce crispa v. huascensis FK 74 (Huasco)。3鉢。参考写真

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 5.Eriosyce crispa v. huascensis FK 76 (Huasco, 50m)。1鉢。参考写真

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 6.Eriosyce taltalensis v. pygmaea ´calderana´ FK 132 (N Chanaral)。3鉢。参考写真

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 7.Eriosyce esmeraldana FK 436 (Esmeralda on the beach)。1鉢。参考写真

参考写真のリンク先はSuccSeedです。

すべて小鉢(約8.5cm角)に植えた状態(現状)でクロネコヤマト宅急便送料着払いでお送りする予定です。送料のみご負担ください。まあ、おられないでしょうが、横流し的な転売目的の方はご遠慮願います。他のサボ友さんに孫分けするのはまったくOKです。万が一、お申し込み多数の場合は、厳正な抽選もしくは、これまでに拙ブログにコメントを寄せていただいた方を中心にえこひいきで選ばせていただきます(w)。また、同一種に複数鉢ある場合、成長の遅速がありますが、その選別もアイハルにご一任願います。

お尋ねとお申し込みはメール(aihal_polyhedronアットマークexcite.co.jp)で、ご希望種の番号と種名を明記の上、22日(木)いっぱいまでにお願いします。メール送信される場合、アドレスのアットマーク部分を@に置き換えてください。自動巡回ソフトからの迷惑メール防止のためカタカナ表記にしています。
ただし、今月25日にちょっとしたイベントを抱えていますので、お送りできるのはそれ以降になると思います。皆さんのご応募をお待ちしております。
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by aihal_polyhedron | 2012-03-14 14:47 | サボテン実生 | Comments(4)
2012年 03月 11日

あの日から一年

1万5,854人の方々が犠牲になった東日本大震災から一年が経ちました。未だに3,000人を超える方の行方が分からず、懸命の努力にもかかわらず復興への道は順調とはとても言えません。中でも東京電力福島第1原子力発電所の事故では、原子炉内の状況も完全に把握されない状態が続いていて、飛び散った大量の放射性物質によって、多くの人たちが故郷や仕事を奪われ、子どもたちの将来を案じて、家族が一緒に住むことすらできないのが現実です。そして、その状況は残念ながら今後も相当に長く続くことでしょう。

大地震という天災を防ぐことはどうしても人間の力ではできません。しかし、天災に加えて被害を深刻なものとする人為的な営みは改めることができるはずです。世界有数の地震国・日本に54基もの原発があることは、石油・石炭などを自給できないという事情を割り引いても異常なことだったのだと思います。「日本の原発は絶対安全でチェルノブイリのような事故は絶対に起こらない」、「原発がなければ電力の安定供給を保証できない」。そういう政府や電力会社の「安全神話」と「必要神話」を無批判に信じ込み、大都市から離れた原発立地地域に危険を押し付け、傍観者となって電力や資源を湯水のように消費する生活に慣れきってきたのは他ならぬ私でした。

もう止めましょう。原発がなくても日本の電力は基本的に足りています。そして、原子力による発電を続けるなら、現在だけでなく未来に生まれてくる命をも脅かしてしまうということを私たちは高い代償を払って、この一年学んだのではないでしょうか? 原発を運転することで大量に発生し、数万年かかってようやく半減するような放射性廃棄物を安全に管理可能だというなら、それは科学や技術ではなく迷信というべきものです。もちろん、原発全廃の方向に進むなら、電力のコストは当面は上がるでしょう。事故を起こした福島原発だけでなく、すべての原発を廃炉するには長期間にわたって膨大なコストも発生します。しかし、それははじめから原発に必然する費用だったはずです。それが発電コストに組み入れられてこなかったこと自体がまやかしでした。原発に依存し続けてきたつけを払う時がやって来たのだと私は思います。

そんな時ですが、やはりサボたちは春の姿へお色直しを始めています。

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 白鯱(Gymnocactus knuthianus)。冬の間から蕾を上げ始めていましたが、今日午前の陽射しでようやく一輪開きました。午後からは冬に戻ったような荒れ模様の天気になりましたが、この先、順々に開いて楽しませてくれることでしょう。

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 五刺玉(Echinofossulocactus pentacanthus)。3種いるエキノフォスロの先頭を切って一輪開花。園芸種の桔梗を思わせるような涼しげな花です。

ネオポルテリア系のエリオシケたちが蕾を多く立ち上げて来ました。
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 白翁玉(Eriosyce senilis var. multicolor)
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 銀翁玉(Eriosyce senilis)
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 冬仙玉(Genus Eriosyce Philippi 1872 Neoporteria sp)
みんな、白く輝く刺の中から濃いピンクの蕾を誇らしげに膨らませています。数日、日照のある暖かい日が続けばきっと開きだしてくれるでしょう。
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 暗黒王(Eriosyce clavata)。名前は恐ろしげですが、花はいたって華やかなサボです。ちょっと縦延びし過ぎかとも思いますが、あと少しで今年も元気に花を見せてくれそうです。
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 精巧殿(Turbinicarpus pseudopectinatus)。ここまで膨らんで来ましたが足踏み状態。独特の刺は、これ以上アップにすると背中が寒くなる人も出そうですね(w)。
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 スパケラトス(Turbinicarpus pseudomacrochele ssp.pseudomacrochele var.sphacellatus)。一昨年末に実生し、去年の10月には初開花してくれた超優秀サボです。春の開花ももう間近になって来ました。プシス接ぎした方は仔たちも膨らみ始めています。親株の方はもちろん沢山の蕾を上げて来ています。

ここからは初夏咲きのエリオシケたちの様子です。蕾はまだ現れませんが、可愛い新刺を伸ばし始めています。
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 パマエンシス(Eriosyce pamaensis)。
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 ミニマ(Eriosyce minima)。
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 ルピコラ(Eriosyce rupicola?)。これは、微量要素不足の南米病の様相が現れています。Shabomaniac!さんのアドバイスを受け、時々ハイポネックスを施肥して来ました。まだ全快とは言えませんが、こうやって新刺を沢山伸ばし始めましたから、ゆっくりとですが快方に向かってくれているようです。

今日は朝からお昼まで快晴でした。天気予報が外れたと思って喜んでいたら、昼過ぎから風向きが急に変わって、空は冬の鉛色に変わり、時折激しい突風が吹いて気温もぐんぐん下がり始めました。明日の予報は「風雪強し」、しばらく冬に逆戻りといった案配のようです。

でも、どんなに長い冬でも、必ず春はやって来ることを信じて、足元を確かめつつ前を向いて生きたいと思います。
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by aihal_polyhedron | 2012-03-11 14:55 | Cactus | Comments(4)
2012年 03月 04日

植え替え事始め

この二日ほど天気が良く、抜き上げてあったサボたちを植え込みました。今年の植え替え事始めです。なかなか暖かくならないのと先月末の出張で、去年よりは半月ほど遅くなってしまいました。3月も何やかやと忙しいのですが、間隙を突いて植え替え続行です。
それにしても、傾かず真っ直ぐ真ん中に、ほど良い深さで植えるのは何度やっても難しい。困ったものです(w)。

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 羅星丸(Gymnocalycium bruchii)。あらら、抜き上げて室内で根乾ししている間に蕾を上げていました。外見はギムノらしからぬ雰囲気ですが、蕾はやっぱりギムノ。無事咲いてくれますように。

他のサボたちも、暖かさと陽射しに触発されて動き始めたようです。急がねばと、植え替え後に30数鉢を抜き上げました。夕方からは雨になりましたが、来週は零下に下がる恐れもなさそうなのでフレームないで根乾し中。
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by aihal_polyhedron | 2012-03-04 22:38 | Cactus | Comments(0)
2012年 03月 01日

一週間のご無沙汰でした

足かけ一週間余り出張で留守しました。フレームの成球たちは、目覚め始めているものもありますが、まだ水はほとんど必要ないので、一部に水やりして出掛けただけの放置状態で特に問題ありません。
室内の実生ボックスの幼苗には、次男坊に頼み、途中で一度、水をやってもらいました。彼がちょっと勘違いをして、実生6ヶ月のボックスにも腰水してしまい、一週間の間にちょっとブクブクに徒長してしまったようです。でも、腐り出すものもない様子なので一安心。

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 カルメナエ(Mammillaria carmenae)。昨春やって来て花を見せてくれた後、根腐れして三頭だけ挿し木して生き残り、可愛い花を咲かせてくれました。こういうのは大事にしてやらないと……。

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 昇竜丸(Turbinicarpus schmiedickeanus)。どちらも長浜の園産の昇竜ですが、刺のタイプがかなり違います。昨秋にも何度も咲いてくれていたのですが、開花時期が微妙に合わず交配出来ずにいました。昨日帰宅してフレームを覗くと仲良く同時開花してたので、速攻で相互交配しておきました。右側の花びらが痛んでいるのは、雄蕊をピンセットで毟り取る際できた傷です。ツルビニの結実が熟すのにはけっこう日数がかかりますから、上手くいっても採種できるのは四月くらいになるでしょうか?

出張中の休日に京都から豊中の園へ足を伸ばしました。伊丹空港へ着陸する飛行機が園の直上を超低空で通過し、大型機ならば通過後にビニールがバタバタと風で煽られる中、一時間半も温室をウロウロしていました。お目当てのものがあまり見当たらず、結局、最小限の3鉢を持ち帰りました。懐の都合もありますが、立派な大球はフレームに納める余地も不足していますし、手元で育っていく様子を眺めたいので触手が動かなかったというのが本音です。

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 ペレッデラローサ(Mammillaria perezdelarosae)。そんな中、「連れて帰って」と私を呼んでくれた一つがマミのペレッデラローサ。びっしりと体を覆う細かい白刺から飛び出した黒茶色の鈎刺がコントラストが効いて良い感じ。

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 ペレッデラローサ。こんな風に蕾も上がって来ています。華やかに咲くという感じではないでしょうが楽しみです。

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 五刺玉(Echinofossulocactus pentacanthus)。この時期、マミやツルビニ、ネオポル系に続いて開花するのがエキノフォスロカクタス。この園でも、何種ものエキノフォスロが縞々入りの花を咲かせていました。その中で選んだのがこの五刺玉。一番小さな玉でしたが、ずんぐりとして刺と襞のバランスが良いな思ってトレイへ。窮屈そうに上がっている蕾はいつ頃咲いてくれるでしょうか?

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 精巧丸(Pelecyphora aselliformis)。最後に選んだのは、この精巧丸。全体で9cm弱の群生株です。原産地では、岩や砂礫の間に窮屈に蹲っているようですが、栽培下で気長に育てると、盛り上がった見事な群生を見せてくれるようです。ツルビニにも通ずる、太いゴボウ根も魅力的。時期を見て深鉢に植え替えてやりましょう。

一週間留守している間に、もう少し春への進展があるかと思いましたが、思ったほど劇的な変化はありません。それでも、ベランダの雪はすべて消え、今日(昨日)は陽射しも明るく、フレームのサボたちからは「植え替えて」「水をくれ」という声が聞こえています。明日(今日)以降、少しずつ抜き上げと植え替えを進めようと思います。
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by aihal_polyhedron | 2012-03-01 00:37 | Cactus | Comments(4)