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2013年 02月 22日

ぺちゃんこ・しわしわ、そして難物たち(13/2/22)

今日は天気予報が外れ、朝から陽の射す良い天気でした。陽気に誘われ、冬の間、断水していたいくつかのサボにも水やりを……。ところが夕方から、荒れて来て雪が降り出しています。週末には強い寒気が南下してくるそうですが、最後の寒気になって欲しいものです。

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Echinocereus triglochidiatus SB300。和名「篝火」です。一昨年の6月に蒔いたもの。完全断水でしっかりと縮んでいます。何度も零下の寒さに晒されましたが今のところまったく問題なし。

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Echinocereus pulchellus "aguerrei"。上と同じ時期に蒔きました。ずんぐりタイプのエキノケレウス。ピンクの大輪を咲かせるようです。皺が寄って土に潜る傾向が見えます。これも寒さに強い。

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Escobaria missouriensis SB205。-25℃に耐えるグループもあると言われるミズーリエンシス。これは一昨年5月に蒔きました。やはり、しっかり縮んで、へばりつくように土に潜っています。

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Gymnocalycium baldianum。「緋花玉」です。こちらは一昨年8月末に蒔いていて、成長は順調なようです。かなり平べったく縮んでいますが、シワシワというところまでは行ってません。うまくいけば春には花が見られるかも知れません。

ここからは、去年の6月末に蒔いた難物たちの様子です。冬の間、完全に断水していましたが、今日初めてお湿りを与えています。

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Sclerocactus nyensis SB1456。ちょっぴり茶棘を上げて休眠中。

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Sclerocactus polyancistrus SB1588。「白虹山」です。体の割に長い棘を伸ばしています。

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Pediocactus despainii SB1014。小さい割にけっこうしっかりしているように見えますが……。

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Pediocactus knowltonii SB304。他の難物たち同様に11月から一滴の水も与えていませんが、それほど縮んだ感じもありません。ま、縮みようがないほどまだ小さいのですが(w)。

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Echinomastus dasyacanthus SB1709。「英丸」です。縮んだせいで棘が密になったように見えます。

これら難物たち、3月からの短い成長期にどれほどの伸びしろを見せてくれるでしょうか?


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by aihal_polyhedron | 2013-02-22 23:23 | サボテン実生 | Comments(6)
2013年 02月 14日

白翁玉、開花!etc(13/2/14)

相変わらずお天気がかんばしくないのですが、今日は朝から曇り時々晴れ?という穏やかな一日でした。要するに、からっとは晴れなくて、薄雲の間から時々陽が射すという感じです。それでもお日様の力は偉大です。白翁玉(Eriosyce senilis var. multicolor)がとうとう開花しました。

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12月半ばに蕾を見つけて以来、ほぼ二ヶ月、今年も春未だ来たらぬフレームの中での開花です。名のごとく白髪を思わせる白棘と飴細工のようなピンクの花のコントラストはいつ見てもうっとりさせられます。

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アップでどうぞ。

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しつこく上から(w)。

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ギムノたちは、干涸らびそうな緋牡丹錦以外は水切りしていますが、羅星丸(Gymnocalycium bruchii)は早くも蕾を覗かせ始めています。去年は植え替えのため抜き上げた3月始めに出蕾でしたから、今年の方が半月ほども早いことに。縮み具合は今年の方が上のようです(w)。

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縮み具合といえば、エキノケレウスたちを落とすわけにはいきません。これは篝火(Echinocereus triglochidiatus var.gonacanthus)ですが、無加温フレームの寒さと断水に耐え、去年の2月初め同様に縮こまっています。去年より、取り囲む仔たちが大きくなって、親様の存在が薄れて来たような(w)。

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同じ境遇にいるローマ蝦(Echinocereus octacanthus)です。こちらも立派に萎びています! この状態、人間だったら即入院でしょうが、蝦さんたちには冬の断水と低温、そして日照が一番の休養になるとか。今のうちにしっかり縮んで、初夏には真っ赤な花を見せてくださいな。

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こちらは縮んでも美しいアルビスピナス(Echinocereus reichenbachii var. albispinus)。夏の頃よりも縮んで地肌が見えにくくなった分、白さが際立つようです。これも寒さと乾燥に遭うことで、豪快な開花が促されるようです。

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お気の毒な羅紗錦(Ancistrocactus uncinatus)にも蕾が上がって来ました。何でこうなったかというと、日焼けというか光線焼けですね。それも昨春に一回、秋の終わりに一回とダブルパンチを喰らいました。立派な鈎棘を持つ割に何故か強い光は好まないようです。それでもこうして蕾を上げているところは何とも健気。春先には、あの独特な花で楽しませてくれそうです。二度あることは……とならないよう気をつけてやりましょう。

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長引く寒さの中で白檀(Chamaecereus silvestrii)が色づいて来ました。無加温・断水の修行中ですから、もっと赤くなってしかるべきと思いますが、繁り過ぎていて鉢土の乾きが悪いのか、今年はこの程度にとどまっています。今年も大噴火のような群開に期待!です。

「実生苗、大放出!」にご当選の皆さん、たいへんお待たせして恐縮です。来週中には何とかお届けできると思います。今しばらくお待ち願います。

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by aihal_polyhedron | 2013-02-14 20:59 | Cactus | Comments(4)
2013年 02月 06日

春の足音(13/2/6)

毎年のことですが、この時期、冷え込みと寒さの緩みが交互にやって来て一喜一憂しています。でも、冬至からひと月余り過ぎて、陽の射す角度がそれなりに高くなり、陽差しも少しずつ強まって来ました。遠いようで、春の足音は確実に近づきつつあるようです

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精巧殿(Turbinicarpus pseudopectinatus)。1月3日にご紹介した時は、ごま粒のような蕾が出始めたばかりでした。ひと月余り経って、ずいぶんと蕾を膨らませて来ました。この分だと、2月中に開花し始めるかも知れません。7株あるので交配も出来そう。同時に開花するのが楽しみです。

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白星(Mammillaria plumosa)も12月からこっち、ずっと咲いています。羽毛のようなモコモコの白棘の中から蕾をもたげたかと思うと、好天を見計らって開花していきます。白マミを真っ白に育てる秘訣の一つに、「花後、すみやかに花柄を取り除く」というのがあると聞きますが、白星は花が終わると棘の中に花が埋没していって取りようがありません(w)。無理矢理取ると棘や球体を痛めてしまいそう。ずぼらな私は花後も放ったらかしですが、特に白棘が汚れる風もありません。メンテナンスフリーのとても良くできたサボです(ww)。

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カルメナエ(Mammillaria carmenae)がようやく本格的に咲き出しました。ところが、三つ寄せ植えしてあるうちの一つだけは頑固に蕾もつけません。特に機嫌が悪そうにしてるわけではないので、気にしていませんが気になります(w)。去年は花後に腐らせてしまったのでなおさら。

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夏の終わりからほとんど休みなしに咲き続けている羅卒丸(Eriosyce rapifera)です。典型的なネオポル系の花ですが、こう咲きづめでは息切れしてしまわないか心配になるほどです。球体も渋く気に入っているのですが、このところちょっと上に伸びすぎているようです。

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白翁玉(Eriosyce senilis var. multicolor)の蕾もいよいよ膨らんで来ました。純白に近い細棘と口紅の先のような蕾の紅が、色の少ない今時のフレームの中で自己主張しています。一昨年の早春に豊中の園からやって来て二度目の冬を過ごしていますが、球体も伸び上がらずに大きくなり、白棘も密度をずいぶん増してくれました。うちのフレームの中では優等生の一人です(w)。

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ネオポルテリア系エリオシケの冬仙玉です。学名はよく分かりません。先月(1/20)に比べて、なかなか豪華に蕾をもたげています。去年の春から秋まで、例のビニールトンネルで強光に晒していたのですが、柱サボテンみたいに伸び上がってしまいました。水が甘かったのか、もともとそういう性質を持つのかは何とも言えません。去年までの鉢内10℃キープという過保護?をやめて、今年は零下には下がらない弱加温のフレームで越冬させたことが、遅いながらも沢山の花芽形成に繋がったのかも知れません。

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黄多彩玉ということで購入しました。学名は白翁玉と同じEriosyce senilis var. multicolorだと思います。要するにバリエーションが多いと言うことでしょうか? これも一昨年の早春にやって来たのですが、これまで花を見せてくれたことがありません。冬を暖かく過ごさせすぎたのかと、今年は弱加温フレームで越冬させています。それが功を奏したのか、どうやら花芽が上がって来たようです。寒さや断水が出蕾のトリガーになるサボがあることが知られていますが、これもその一つなのでしょうか? そうだとすると、先の羅卒丸のように夏の終わりから咲き出すものはそうとうな変わり者と言えるようです。

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ツルビニカルプスの仲間も年がら年中咲いているようで花期が掴みにくい。これは昇竜丸(Turbinicarpus schmiedickeanus)なんですが、昨春ふいた直径1cmほどの仔にも蕾が上がって来ました。隣の親株に比べると棘もまだ子ども子どもしているのですが一人前に二つも蕾を着けています。播種後一年満たずに開花したスパケラトスといい、ツルビニは成長が遅いくせに早熟なものもあって、実生するにはとても面白いサボですね。

さて、そろそろ春前の植え替えの優先順位を考えねば。把握してる(つもりの)それぞれの性質とご機嫌、割ける暇とお天気の進み具合の兼ね合いでスケジュールを組まねば(w)。


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by aihal_polyhedron | 2013-02-06 23:59 | Cactus | Comments(3)
2013年 02月 02日

霜の朝(13/2/2)

今日は全国でずいぶんと気温が上がりました。当地でも、小雨のち曇りと天気はすぐれないものの15℃近くまで気温が上がったようです。それも夜中近くに……。おかげで屋根から落ちた雪以外はほとんど消えてしまいました。
今日ご覧いただくのは一昨日の写真です。一昨日・昨日と二日続きで好天に恵まれました。大げさに言うのでなく、この冬初めてのことです。その代わり、放射冷却で朝の冷え込みはきつく、ベランダ日陰で-4℃まで下がりました。

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あたり一面、霜で真っ白。フレームの枠にはびっしりと霜柱のような霜が降りていました。風がないと面白い形に結晶するのですね。

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冷え込みが一番厳しい頃ですが、猩々丸(Mammillaria flava)が、最低温度-4ほどに下がる無加温フレームの中でいつものように開花し始めています。11月からこっちは、月に一、二度お湿り程度の水やりに留めています。そのせいかこの時期、棘の赤さが際立つようです。

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花はちょっと造花のような感じさえするものですが、冬の最中に咲いてくれるのはありがたい限り。グルッと王冠状に咲くのが待ち遠しいですが、咲き始めの愛おしさはまた格別です。

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白鯱(Gymnocactus knuthianus)が複数個の花を同時開花するようになって来ました。花粉をいっぱい零すように出して虫たちを誘っていますが、残念ながらこの時期に飛ぶ虫などおりません。

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カルメナエ(Mammillaria carmenae)もようやく咲き出しましたが、まだ日差しが足りないのか、しっかりとは開いてくれません。微細な棘とのコントラストが素敵なサボですが、見頃は2月中下旬ころになるのでしょうか?

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内裏玉(Mammillaria dealbata)は背丈が伸び過ぎたので昨夏に胴切りしました。頭を挿したものにも蕾が出て来てほっとしています。お天気次第ですが、これはもう近々咲きそうですね。根元の方は仔をふくことに忙しく、いまだ蕾の兆候はありません。

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玉翁(Mammillaria hahniana)も蕾を覗かせています。晩冬から早春咲きのものは、春の植え替え時期を逃しがちなので、夏の終わりに植え替えることにしたのですが、去年は少し時期が遅くなったようで出蕾も遅れたようです。

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月宮殿Mammillaria senilis)。マミラリア・セニリス、マミラリアのお爺さんですね(w)。名前のとおりの真っ白な棘の中から、マミラリアらしからぬ深紅の大輪花を咲かせます。そのコントラストと花後の結実を見たくて二鉢手元に置いてあります。どちらも早々と蕾を覗かせ始めていますが、咲くのは春遅くになると思います。

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月影丸(ammillaria crinita ssp.crinita fa.zeilmanniana)。根腐れして同切りしたものが持ち直し群生株になりました。これにも蕾が覗いています。小さな花ですが群開するとなかなか見応えがあります。上の月宮殿もそうですが、この月影丸も優しそうな棘に鈎棘が潜んでいて、セーターや皮膚に引っかかると外すのに難儀します。一つ外れると二つ引っかかるというやつです(w)。

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早春咲きのエキノフォスロカクタス・千波万波(Echinofossulocactus multicostatus f.elegans)にようやく蕾が上がって来たようです。これも無加温フレームにいるのですが寒さには強いですね。ラジエターのような稜の先が紫色になりながらも寒さに耐えています。他のエキノフォスロ(縮玉、五棘玉)も続いてくれますように。

冬実生第二弾は播種後十日近く経って発芽が続いていますが、例によって、けっこう発芽率にばらつきが出ています。本命のものがどうも調子が悪くて心配しています。

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by aihal_polyhedron | 2013-02-02 21:46 | Cactus | Comments(0)