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2013年 06月 30日

プシス系、そろそろ見納め(13/6/30)

5月半ばから咲き出したプシスたちも、そろそろ見納めとなるようです。つごう6種類のご紹介となりますが、この中でちゃんと名前が分かっているのは金盛丸だけ。後は交配によって創り出されたものだと思います。

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先ずは4種そろい踏み。手前左は黄花短毛丸、右のピンクが濃いものも形状はまったくの短毛丸のよう。奥の左は家に古くからある名称不明プシス。カキ仔でどんどん殖えますが、当然のこと同じ形で同じ花を咲かせます(w)。奥右が金盛丸(Echinopsis calochlora)。ボコボコに仔ぶきして親が見えなくなっています(ww)。

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サボ友さんからいただいた短毛丸です。黄花ではなく、けっこう濃いめのピンク花を咲かせました。

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金盛丸はほぼ純白のちょっとか弱そうな花。仔ふきに力を注いでいるのか、他のプシスに比べて花は少なめです。

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信州の園からやって来た黄花短毛丸。けっこう濃いめの黄色です。こちらも根元はグルッと仔に取り囲まれています。

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エレガンスピンクという名の園芸種。おそらくソエレンプシスと思います。他にゴージャスピンク、ハツミイエローというのも二年前から居るのですが、初開花した今年、まともに花が見られたのはこの一つのみ。後は留守中に開花してしまいました(涙)。これらは冬の間、ある程度の寒さにあわないと花芽が着かないようです。去年は温かく過ごさせすぎたようで不発でした。

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これも昔から家にある不明プシスです。うちのプシスの中では開花時期が一番遅く、今盛んに群開しています。

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球体は何とも芸のない姿ですが、この花色は魅力的。

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青空に抜いて撮ってみました。

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寄ってみると花びらのグラデュエーションがなかなかに微妙です。

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自然には仔ぶきしないようですが、頭を刎ねた株からは頻りに仔ぶきするのでどんどん殖えます。

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5月末のプシス大噴火!の後に切り取った花たちです。あの時はあまり見事に群開したので、ベランダから玄関に移してしばらく飾って置きました。ベランダフレームでは夜咲いて昼過ぎには萎んでしまいますが、日の当たらない玄関では次の日でも、そこそこ見られる姿を保っていましたよ。


黄花と濃いめピンクの短毛丸を、この不明プシスと交配してみたところ、子房がかなり膨らんで来ています。さてどんな花が咲くのやら、ちょっぴり楽しみです(w)。

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by aihal_polyhedron | 2013-06-30 21:49 | Cactus | Comments(0)
2013年 06月 29日

ウチワ・マジック(13/6/29)

サボの実生沼にはまって二年半、あらためて記録を見ると200種余りをこの間に播いていて、我ながら呆れます(w)。ゴマ粒ほどの(いや芥子粒ほどのもありますね)種が芽を出して、腐るなよーと恐る恐る見守り、小さいながら棘を出したりして、そのサボの特徴が出てくるところを見るにつけ、一気に沼の深さが底なしになっていきました。二年余りで花を着けるものもあってうれしい限りですが、とはいえ、成長が極端に遅いものもあって、気短な私も実生接ぎに挑戦することに。
プシス接ぎは一昨年からやっているのですが、これはある程度育った苗でないと接げません。やはり実生接ぎと言えばキリンウチワ。そういうわけで去年、キリンウチワを手に入れたのですが、時期が悪かったのか去年はことごとく失敗(涙)。今年になってようやく接ぎに成功したものが出ました(w)。いやぁー、まさにウチワ・マジックですね!

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4月半ばに接いだもの。向かって左がOroya baumannii、右がCopiapoa coquimbana FK464「竜爪玉」。

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同じく左がCopiapoa cinerascens v. grandiflora FK508「秋霜玉」、右がAcanthocalycium thionanthum v. glaucum FK616「黒鬼玉」。

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Oroya baumanniiの拡大写真。

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実根の方はまだこんな姿です。

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Copiapoa coquimbana FK464「竜爪玉」

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同じく実根

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Copiapoa cinerascens v. grandiflora FK508「秋霜玉」

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同じく実根

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Acanthocalycium thionanthum v. glaucum FK616「黒鬼玉」。これは成長点が乱れて来てるようです。綴化して行くのかも知れません。

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同じく実根

台木にしたキリンウチワは10cmそこそこの短いものです。もっと育った台木に接げば、おそらくさらに成長が速いのでしょう。私の場合、温度が乱高下するフレーム内で接ぐと活着率が悪いので、安定した室内実生ボックス内で接いでいるため、背の高い台木が使えないのです。
これをクリアするために、来春に向けて、背の高いものも収容できる室内ボックスを作ろうと企んでいます。冬に室内で実生した幼苗を春まだ早いうちに、室内ボックスで接いで成長させ、気温が安定する4月後半にベランダのフレームに移す。やってみないと分かりませんが、頭の中だけでは巧く行きそうな気がしています(ww)。

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by aihal_polyhedron | 2013-06-29 10:37 | サボテン実生 | Comments(0)
2013年 06月 22日

実生エリオシケ、開花状況 Vol.2(13/6/22)

いやー、よく降りました。ただ、気温が上がらなくて冷やーっとしてたのは楽でした。今日は久しぶりに午後から晴れて、カラカラだった鉢には控えめに水やりしました。
さて、実生エリオシケ・開花状況第二弾です。

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Eriosyce esmeraldana FK436。旧Thelocephala属で、和名は黒羅漢。干からびた木の実という感じの球体から、似合わない清々しい花を咲かせます。

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開花前の蕾はこんな風。羅漢さんの無精髭といったところでしょうか? 実生後初開花は去年の7月でした。

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何か異星の光景のような(w)。

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天女の羽衣のように透き通る花だけ見ると、無骨な球体を思い浮かべるのは無理(ww)。

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Eriosyce taltalensis v. pygmaea "calderana" FK132。旧Pyrrhocactus属。5月末には初開花したのですが、出張のため、ほとんどの花が見られませんでした。

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棘も結構に強くなって来ました。今咲いているのは、名残咲きのものです。

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花だけというより、棘とのコントラストで楽しめるサボです。

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Eriosyce crispa v. huascensis FK76。旧Pyrrhocactus属。これはこの出張中に初開花したようです。

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まだ蕾を持っているものがあるので、後しばらくは楽しめそう。

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前回のFK74と同系統ですが、こちらの方が球体の茶色が濃く、花は大人し目の感じですね。でも、エリオシケにしては華やか!

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Eriosyce taltalensis subsp. paucicostata FK389ということになっていますが、実は全く違う種類。というのは、FK389として播いた中で、これだけが全く違う姿形を見せているからです。エリオシケには間違いないようですが何でしょうね?

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他のまっとうなFK389は出張中に全て咲いてしまいました(涙)。初開花だったのにもったいない!

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素性は分かりませんが、花はなかなか綺麗です。どなたか種名を同定できる方がおられればお教えください。


ヨトウムシ、何とか退治できたのか、新たな食害は今のところありません。ただし、食害が出たフレームはかなり老朽化して、底土が不潔になってますので、この夏には大掃除が必要のようです。

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by aihal_polyhedron | 2013-06-22 22:29 | サボテン実生 | Comments(0)
2013年 06月 18日

実生エリオシケ、開花状況 Vol.1(13/6/18)

昨日までと打って変わり、まるで梅雨のようなお天気。まあ、とっくに梅雨入りしてたのですから、しょうがないですね(w)。
半月留守だった間に咲いた実生エリオシケたちを二回に分けてご紹介します。どれも二年前の三月に播いたものたちです。

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Eriosyce crispa v. huascensis FK74。旧Pyrrhocactus系。実生後、今年が初開花です。炎のような感じの花が気に入りました。

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開花直前の蕾はこんな感じ。

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濃い緑の肌と黒い棘にピンクの花が際立ちます。

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Eriosyce taltalensis subsp. pilispina FK772。すでに5月13日の記事でご紹介したものです。これも旧Pyrrhocactus系で、実生後初開花。

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手元に残した10株がほぼ一斉に花を咲かせました。寄せ植えしておいた方が見応えがあったようです。いくつか交配したので種が採れるかも知れません。

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花のない時の繊細な白棘姿も美しく、花も涼しげでお薦めのエリオシケです。

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Eriosyce odieri v. monte-amargensis FK522。旧Neochilenia系で、こちらは去年の7月末に初開花しています。

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固い疣で覆われた球体から、にょっきりと花筒を突き出します。

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外側の花弁がピンクがかり、雌蘂は濃い紅色。そう目立ちませんが、美しい造形と思います。

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こちらも同じくE.odieri v. monte-amargensis FK522ですが、個体差なのかかなり花の雰囲気が違います。

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これも手元の10株が次々と咲いたのですが、そのほとんどは留守中でした(涙)。

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Eriosyce recondita "vexata" FK369。旧Neochilenia系で、これも去年6月末に初開花しました。今年は生き残っている7株全てに蕾が上がりました。

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同じロットの種から生えても、個体によってこんな風にバリエーションがあるところも、実生の楽しみの一つですね。

この時は、SuccSeedからの輸入種子で10種のエリオシケを実生しました。そのうち1種(E.subgibbosa v. nigrihorrida FK22)を除き、二年余りで初花を見せてくれました。我ながら順調に行ったと思うのですが、味を占めて次の年に実生したエリオシケたちはあまりご機嫌がよろしくありません。やはり実生には奥深いものがありますね。

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by aihal_polyhedron | 2013-06-18 22:39 | サボテン実生 | Comments(3)
2013年 06月 17日

エビ花、見おさめ(13/6/17)

先週半ばまで、約半月間、留守にしていました。例年この時期に出張なのですが、今年は週末も一度も帰ることもなく、サボたちを案じながらの京都住まい。
その間、フレームの蓋は空かしっぱなしで、世話は次男坊に頼んだので、大きなダメージはなかったのですが、帰って先ずやったのは、留守中に咲いてしまった花殻の始末でした(w)。初めて咲いたものや、爆開したものなど、見ることなく終わった花殻はトレイ一杯になるほどでした。
それでも、お久しぶりに、行きますよー!

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大仏殿(Echinocereus luteus)が威勢良く群開です! エビ花としては、うちでは今年の見おさめとなります。

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去年までは、3、4輪でしたが、今年は7輪が同時開花。球体をグルッと取り囲んで咲く様に、思わず、天晴れ! でもけっこう日焼けしているでしょ(w)。

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雲の多い天気だったのですが、青空に映える花姿を収めることができました。

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こういうアングルで簡単に撮れるのはデジカメの利点ですね。蕾と実を護るために棘で武装しています。

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ほんのりと甘い香りが漂うようですが、鼻詰まりでよく分かりません(w)。

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緑の雌蘂はエビのシンボル。

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こちらは太陽(Echinocereus rigidissimus)。最後の花になります。変種の紫太陽(Echinocereus rigidissimus v. rubispinus)も、今年はたくさん花を着けたのですが、帰って来て見られたのは縮こまった花殻だけ(w)。

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こちらも空に抜いて撮ってみました。萎れかけですが、それが何となく味があるような……。

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留守中、大過なく過ごせたかなと思ったのですが、実は異変が。昨年播いたギムノカリキウムの実生苗が棘だけ残して消滅しています。

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恩塚ランポーの実生苗も干からびて……。

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ポラスキー(Turbinicarpus polaskii SB269)に至っては、どう見ても食害された痕跡が。よくよく見るといました。ヨトウガの幼虫のようです。あまりにグロイので写真は公開不可。オルトラン水和剤と誘殺剤デナポンで退治することにしました。


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by aihal_polyhedron | 2013-06-17 23:58 | Cactus | Comments(2)