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2014年 11月 29日

マミラリアの季節(14/11/29)

陽の傾きもずいぶん低くなり、向寒の候というのに何やら妙に温かい日が続きます。日中の気温が高いため、好天の日などはフレームをわずかに空かしてやらないと内部は40℃を超えてしまいそうで要注意。小さなフレームの宿命ですね。
そんな中、冬型のマミラリアたちが元気です。

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自家採種の種を二年前に実生した猩猩丸(Mammillaria flava)が初々しく赤棘を輝かせ始めました。

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親株の方は開花が始まっています。年が明けて寒さがきわまる頃にはリング状の花輪を見せてくれることでしょう。

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株の下の方から咲き始めた白星(M. plumosa)の花も天辺にまで達して盛りを迎えています。フレームを開けるとフワッと甘い香りが立ち上ります。

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もう一つくらいあるといいかな?と求めた白星はまだ小さくて花数も控えめ。前者が薄ピンクが混じるのに比べて、こちらは薄黄色の混じる可愛い花を咲かせています。モコモコと大株になってくれることに期待です。

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ヘルナンデジー(M.hernandezii)の実生苗たちが頑張って咲いてくれています。小さい体でも、親株と変わらない大きさの花を繰り返し咲かせる体力は大したものと感心しますね。

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親株の方はさすがに同時に咲く花数が多くて、群開すると見応えがありますが、大きくなりにしたがって球体自体の魅力は減ぜられて行くように思いますがどうでしょうか? 花のない時期はほとんど注目を集めません(w)。

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数日前からソリシオイデス(M.olisioides)も咲き始めました。ピンク花が多く感ずるマミラリアの中で、しかも寒中に咲いてくれるこの黄花は魅力です。できれば実生で増やしてみたいと思いますが成長は遅そうな感じがしますね。

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カルメナエ(M.carmenae)は機嫌が良いのか悪いのかよく分かりません。まがりなりにも花を着け始めてますので、それほど状態が悪いわけでもないのでしょうが、どうも夏の暑さはかなり苦手なようです。

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昨冬に初開花したペクチニフェラ(M.pectinifera)に今年も蕾が見え始めました。不思議なことに成長の良い大きなものから順というわけでもありません。どちらにしても、他のゲジゲジ棘のマミ同様、成長はもどかしいくらい遅いようです。真っ白なまま大株に育つとなかなか見応えがありそうですが……。

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あまりに伸び上がって不格好になったものの頭を刎ねた内裏玉(M.dealbata)は、残された株から猛然と仔吹きして面白い形になってきました。でも、刎ねた頭が蕾を着けているのに比べ、こちらはその気配なし。おそらく仔を養うことで精一杯なのでしょう。身につまされますね(w)。

明後日からは十二月。寒波も入り込んで冷え込む日も出て来るようです。昨冬同様に積雪が大したことないことを願うばかりです。

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by aihal_polyhedron | 2014-11-29 19:13 | Cactus
2014年 11月 12日

The Heads(14/11/12)

ベランダフレームの冬支度もようやく終わり、加温フレームも再稼働を始めましたが、まだそこまでの冷え込みもなく実際にサーモスタットが作動するところまでにはいっていないようです。
冬咲き以外のほとんどのサボがお休みモードに入っていますが、それでもまだ瑞々しい姿を見せていてくれるものも少しあります。

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4年前に5cmほどの大きさでうちに来たブカレンシス(Mammillaria bucareliensis)は、いつのまにか分頭して膨れ上がっています。無数に咲くものの花は目立たないし、希少価値があるわけでもないこのサボ、申し訳ないことにほとんど眼中にないまま日々半ば打ち捨てられて来ました。でも、この寒さを感ずる時期……。真っ白な綿毛を伴った新棘を棘座から出す様は当たり前のようで美しいと思います。この冬も寒さに耐えて小さな花を咲かしてくれることでしょう。

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2年前の6月末に播いて、この3月に開花したアルバ・ヴェンチュラ(Mammillaria aureilanata v alba Ventura)。この夏前に植え替えた時、鉢底からずいぶん長い直根が伸びていて処理に困ったほどでした。切ったところから腐りが上がるかと心配しましたが、いちおうは無事のようです。

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以前に某園からカキ仔で来た明日香姫(Mammillaria vetula ssp. gracilis cv. ARIZONA SNOWCAP)は結局、発根できずに干からびてしまいました。これはこの春先に別途入手したものです。初夏に恐ろしく微妙な花を咲かせましたが、その後、頼りないながら成長し、小さな仔吹きを繰り返しています。超小型のマミですが、古くなっても棘の白さが褪せないところがいいですね。

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丈夫一徹の猩猩丸(Mammillaria flava)です(w)。律儀なサボですから、寒さを感じて新棘に加え蕾をたくわえ始めています。リング状に咲くとそれなりの花ですが、一番の楽しみは夏の終わりに花殻を根気よく取り除くことです(ww)。

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これも2年前の6月播種のペクチニフェラ(Mammillaria pectinifera)。これもこの春に初開花したはずですが何故か写真がない(w)。ゲジゲジ棘のマミは成長が遅いものが多いのでしょうか、なかなか大きくなりません。マミというより、次のツルビニやペレキに性質が似ているのかも?

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先回も載せた精巧殿(Turbinicarpus pseudopectinatus)は夏の間、何となくご機嫌斜めの感じでしたが、どうやら無事だったようで蕾の気配が現れました。でもこれが咲くのはおそらく3月上旬。本体の成長と同じように蕾も本当にゆっくりゆっくりと膨らんでいきます。

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和名だけでなく姿形もよく似ていて紛らわしい限りですが、こちらは精巧丸(Pelecyphora aselliformis)。精巧殿と違うところは無闇に仔を吹いて群生するところでしょうか。花も精巧殿が早春に咲くのに対して、こちらは4月半ばから夏にかけて咲くようですね。

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ほとんどのサボたちが眠りにつこうとする時期ですが、棘ものたちの中にはまだ新棘を上げ続けているものがあります。
これはテロカクタスのラウッセリ(Thelocactus lausseri)。二年前の12月に播いていますが成長はかなりゆっくりで、ピンクの大輪が咲くまでにはまだまだかなり年数が要りそうです。

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同時期に播いたアルゲンテウス(Thelocactus argenteus)もまだまだ元気です。春先には植え替えてやらないといけませんね。

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北米ものだけでなく、寒さに弱い南米もののマタンザナス(Melocactus matanzanus)もまだ動いているよう。土中10℃加温のフレームで越冬させるので、完全に干し上げないようにして過ごさせる予定。昨冬、完全に水を切っていた加温フレームでネジラミ被害が拡大したためです。

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棘が動くだけでなく、南米コピのテヌイシマ(Copiapoa tenuissima)は蕾まで膨らませています。春から夏にかけて、けっこう長い期間咲くのですが、冬の入り口にこの時期にまで咲こうとするとは……。

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最後はパナロットイ(Turbinicarpus panarottoii)。種類にもよりますが、ツルビニは年がら年中、花を着けるものが多く、極端に言えば、何時でもフレームを開けると必ずどれかが咲いているという感じです(w)。成長は遅いものの、というかほとんどが小型種ですが、実生でも開花までの年数が短く、小さくて場所も取らないので、うちのような小型フレームでは有難い存在です。
これは一昨年夏前に播いたものをキリンウチワ接ぎして、この春に接ぎ降ろしたもの。正木のものたちも開花を始めていますが、こちらはキリンパワー全開という感じで賑やかに蕾を上げ始めました。冬の間も楽しませてくれそうです。

先日、冬前の最後の水やりをしました。来春、ネジラミに再開しないようアクテリックの2,000倍希釈液での灌水です。乾きが悪くなっているのでそうとう控えめに行いました。来春の植え替えでは、根に白い粉を見なくて済みますように。

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by aihal_polyhedron | 2014-11-12 09:19 | Cactus