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2014年 07月 02日

妖しの影(14/7/2)

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ベランダに妖しの影、出現!

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妖しの影の正体はこれではありません。いただきもののマツカナ・インターテクスタ(Matucana intertexta)がはじめて三花同時に咲きました。

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優しい綿毛の生えた長い花茎から咲く花がオレンジ色に輝きます。複数同時に咲くと美しさが際立ちます。

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こちらは渋ーい黒棘鳳頭(Gymnocalycium asterium)。去年の冬に拗れさせ、ご覧のように根元のくびれが未だ回復しません(涙)。でも、不思議と花は咲きます。
もうダメかと思って追加で買った方は、隣どうしに置いてありますが肌も緑で元気そのもの。拗れ鳳頭は、どうも見捨てられる危険を感じて必死で頑張っているのかも(w)。同時に咲けば交配するのですが、これが見事に互い違いに咲きます。張り合って牽制しまくりのようです(ww)。

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同じギムノカリキウムでも、こちらは優しい花のペンタカンサ(Gymnocalycium buenekeri)。開花二日目くらいになるので、少し花が萎れ気味でしょうか? 根元からは複数の仔が吹き出しています。カキ仔すべきか、群生させるべきか?

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妖しの影の正体です。と言っても、その正体は不明プシス。二十年余り前から家に居る老株からのカキ仔。昨年、プシス接ぎの台木にしようと用意したのですが、結局使わず仕舞い。そのまま昨秋から今日までベランダに放置していました。
最低-7℃ほどにまで冷え込んだ冬も、稜に凍傷がわずかに出来たくらいで乗り越え、時々思い出したように咲いています。この調子なら、プランターに植えて、冬場はプチプチで覆うだけで十分に越冬出来そう。

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しかし、同じ不明プシスですが、こちらは無惨なことに。接ぎ台にしようと頭を刎ねて仔吹きさせていたのですが、冬の冷え込みに耐えられず、すべてご覧の無惨な姿になってしまいました。おそらく、表皮が失われた切断面から寒さが入り込み、凍害を起こしたのだと思います。サボテンって微妙ですね。

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# by aihal_polyhedron | 2014-07-02 19:00 | Cactus
2014年 07月 01日

戦後最悪の日に(14/7/1)

今日は梅雨の最中とは思えないほど、日が照って涼しい風が吹く過ごしやすい一日でした。しかし、そんな日に……。
阿倍さん、そして、閣僚の皆さんが今日決定したことは、これまでの戦後日本政治の中でも最低最悪の決定です。このことは必ず長く後世に語り継がれることになりますよ。

わずか二十数名の閣僚で、国の基本法である憲法の解釈を良いように解釈することなど、どんな野蛮な国でも許されるはずがありません。内閣総理大臣以下の閣僚は国民の信託の下、その職務の遂行において、憲法の遵守をこそ、その職務の中心に置くことが厳しく求められていることは明白です。その職に就いている限り、好き嫌いを言うのは許されません。国民を従わせるために憲法とその解釈があるのではありません。総理以下、閣僚各位、あなた方が憲法を、勝手な解釈抜きに遵守する義務があるのです。そのことを理解しようとしない人を首相の地位に置いたことを、この国の一国民として慙愧するばかりです。

自衛官の皆さん、そして近い将来、徴兵されるであろう若い男女の皆さん、絶対に理不尽な国家の命令に従って、命を落としたり、相手の命を奪ったりしないようにしてください。敵とか味方とか関係なく、命は一つしかありません。そして、あなたの命の背景には無数の命があります。一つの命が傷つき失われるなら、その背後で数限りない命が、決して癒されることののない傷を終生負っていかねばならないのです。

私は戦後生まれのしがないサボテン愛好家です。しかし、言いたいし、言わざるを得ない。阿倍さん、あなたのご家系の悲願を達成したいのなら、国政上ではなくお家の中で存分にやってください。そして、地方議員も含めて与党の関係者の皆さん、近い将来に訪れるであろう、戦争行為における日本国民による戦死・殺戮にあなた方は本当に責任が取れますか。「英霊として靖国に」などという美麗な誤魔化しはもうたくさんです。何もものを言わなかったということで、あなた方には重大な「戦争責任」が課せられますよ。

もちろん、国民の一人として、その責任は私も負わねばなりません。

「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄」し、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」という日本国憲法の文脈からどうして、今回の「集団的自衛権の行使容認」が導き出せるのでしょうか? 「憲法解釈の変更」などと言っていますが、一内閣での解釈変更といういい加減さは言うまでもなく、こんな例文解釈をしたら、どんな入学試験でも点はもらえません。

自衛官の皆さんが、これまでの次元と違った命の危険にさらされる状況になったのに加え、残念ながら日本国民に対してのテロ攻撃も増加することになるでしょう。日本は今日、一内閣と物言わぬ国民(私も含めて)の協力の下、丸腰に限りなく近いことでようやく保たれていた平和国家という理念を、捨て去ってしまいました。

何が「積極的平和主義」ですか。阿倍さんを含め、戦争を知らない私たちの世代は、あの戦争で命失った幾多の方々の声なき声に耳を澄ますことさえ忘れ去ろうとするのでしょうか。「歴史は繰り返す」とも言われます、しかし、それが今であっては断じてなりません。
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# by aihal_polyhedron | 2014-07-01 22:31 | Daily
2014年 06月 30日

梅雨の最中に(14/6/30)

沖縄地方の梅雨が明け、梅雨前線が北上してきました。これまで晴れの日が続いていた北陸も、ようやく鬱陶しい梅雨に突入です。
本来なら、サボの世話はほぼ断水で過ごさせるものが多くなる時期なのでしょうが、春の植え替えを怠って用土が極端に悪くなっているものなどを少しずつ植え替えたりしています。

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2012年6月末に播いたMammillaria mainiaeが初開花しています。マミラリアの花期は、春一番に咲くもの、春たけなわ、夏前、真夏、そして冬咲きと、同属でありながらほぼ一年にまたがります。

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アンテナのような雄蘂が大きく飛び出しています。こういう構造の花は受粉させるのも容易です。別株が開いたら相互交配させる予定。

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獅子奮迅(Coryphantha cornifera)は2011年の5月末に播種し、昨年から花を着け始めました。二花が同時開花してくれましたが、押し合って完全に開けません。
左後ろに見える、鈎棘状の株が一番お気に入りですが、これの開花は来年以降になりそうです。

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この青肌のラウシー(Sulcorebutia rauschii)は、残念ながら留守中に群開してしまいました。でも、かろうじて最後の花を見ることができて、このメタリック調の花、見飽きませんね。

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二年前の1月にフライレアをいくつか実生しました。これは、Frailea pygmaea "densispina" FR1371。蕾が開けば薄黄色の控えめな花が見られるのでしょうが、この属の特徴である、開花しないまま結実するという方針を貫くようです。

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同じ時に播いた F.horstii AH 46。これはあからさまに、咲かずに結実に向かっているよう。閉じられた蕾の中で自家受粉して結実すれば外乱に左右もされず、安定して子孫を残せるでしょうが何か面白みがないような。私の勝手な言い分ですが……。

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丈夫なこと極まりない大豪丸(Echinopsis subdenudata)です。昨年、ワタムシにたかられましたが、ダイシストンで一発除去! 4月から何度も夜咲の花を見せてくれています。鼻づまりがちな私にも、4輪開花のこの時は淡く甘い香りが感じられました(w)。

十日ほどたつ室内夏実生、まずまずの発芽率です。促成で結果を得ようとするプロジェクト(大袈裟!)も並行して進めています。次回にご紹介予定です(ww)。

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# by aihal_polyhedron | 2014-06-30 22:54 | Cactus
2014年 06月 25日

何気ないものの美しさ(14/6/25)

実生苗、大放出!(14/6/20)は昨日、締め切りました。ご応募ありがとうございました。

サボ実生を始めて数年経つと、珍しいものや育てにくいものに挑戦してみたい気持ちに駆られます。で、やってみると、これがなかなか……。
そんな時に慰められるのは、駄モノ扱いされているサボたちが見せてくれる何気のない美しさだったりします。

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この青王丸(Notocactus ottonis)、自家採種したものを実生したのですが、発芽率が良すぎて手に余り、ご近所へお裾分けしてもまだ小鉢に何鉢か……。
丈夫すぎるほど丈夫なのも災いして、だんだんとかまってやることもなく、ビニールトンネル内でほぼ放置状態。でも律儀にこうして咲いてくれ、水やり後の様は輝くばかり!

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昔々は家々の軒下でよくよく目にした白檀(Chamaecereus silvestrii)ですが、最近はとんと見かけなくなりました。冬の間、寒さにさらされ真っ赤に縮こまっていても、春が来れば緑を取り戻し、5月には見事な群開を見せてくれます。
去年の今頃、爆開後にコナカイガラムシの大群にたかられてやむなく株分けしたのが祟ったのか、今年は爆開とまでは行きませんでした。それでも、アップで見ると整った形と鮮やかな色が目を楽しませてくれます。

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これも恐ろしく丈夫なホルスティ(Notocactus horstii)、3年前に来た時は5cmほどの球体がぶくぶく肥大して、今は軽く10cmを超えています。この春、花後に久しぶりに植え替えてやったところ、それが刺激になったのかまた一つ花を見せてくれました。肥大した身体に似合わない優しく可愛い花です。

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サボ友さんからいただいた世界の図、Echinopsis eyriesii「短毛丸」の斑入り種として昔からよく知られています。いくつかカキ仔しましたが、これがいちばん斑のバランスが取れているような!
虚弱なものの多い斑入り種の中では、出色の丈夫さを誇りますが、あまり放ったらかしにすると茶渋が上がって来そう。すでにその傾向が垣間見えていますね。

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連休中に豪勢な群開を見せてくれたアルビスピナス(Echinocereus reichenbachii var. albispinus)。冬の間の断水と寒さで縮こまった姿は、「大丈夫?」と心配するほどでしたが、花後もこうして青々として新棘を上げ、二回りほど大きくなりました。それに仔ふきも始まっています。
このままにして、夏の終わりに植え替えるか、来春早くにするか悩むところです。

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香花丸(Mammillaria baumii)はかつて、ドリコテレ属(Dolichothele)とされていましたが、今ではマミラリアに統合されているようです。5月から咲き始めて、何度も何度も清々しい花姿を見せてくれるお気に入り種です。花殻がなかなか取れないものが多いマミラリアですが、香花丸は咲き終わって一週間もすれば、花殻が綺麗に取れるとこも清潔感があってよろしい。

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瑠璃鳥(Rebutia deminuta)もまた、5月から何度も群開してくれる可愛い奴です。この株は2011年8月の実生ですから三年足らずのものですが、ご覧のようにもう一人前。

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前に咲いた花殻がたくさん残っていますが、これがほぼすべて自家結実します。そして、播いた種の発芽率は驚くほど高く、幼苗も丈夫で生存率の良さは抜群です。
あまりに丈夫で殖え過ぎるため、去年取った種はすべて棄てました。今年はちょっと考えを改めて、大きな平鉢に播いてそのまま群生させてやろうかと目論んでいます。カーペットのように広がる朱花の群開、捕らぬ狸で夢想しております(ww)。

おかげさまで、実生苗、大放出!によりフレームに少し空きができそうです。これに味を占め、第二弾を準備中。次回はカキ仔苗も含まれることになりそう。乞うご期待!

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# by aihal_polyhedron | 2014-06-25 19:56 | Cactus
2014年 06月 24日

行儀の悪い難物たちを……(14/6/24)

この春三月に、いわゆる難物たちを室内ボックスで十数種播きました。芽が出たものやら出ないものやら、さすが難物です(w)。連休明けに遮光50%の屋外フレームに移し、ひと月半。未だ消滅することなく生存していますが、行儀の悪いこと極まりなし!

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どうせ自然に間引きされていくと思い、当分植え替えしないで済むように、表土にした日向土の下にはそれなりの肥料分を入れた培土を仕込んであります。それにしても、根が暴れて行儀の悪いこと……。
そこで……。

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さらに日向土で土盛りし、根方を埋めて直立させることにしました。スプーンとお箸を使っての作業はけっこう面倒(w)。こっちが立てば、あっちが倒れる(ww)。

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小一時間かかって、どうにかそれなりの格好になったかな? でも夏の終わりまでにどれだけが生き残っていることか……。

難物の実生は未だ三度目くらいで、まともな結果も出せていませんが、ある時点まで難物たちもけっこう水を好むように思います。でも、それ以降は……。失敗談でしかありませんが、敗因としては、①幼苗時に干からびさせてしまった、②春先の高温で焼いてしまった、がほとんどで、過湿で腐らせたというのはほとんどありません。そんなわけで、今回は水はそれなりにやってみようと思います。難物と言われるだけあって恐らく、どこかの時点で、性格がガラッと変わるのでしょうね。

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# by aihal_polyhedron | 2014-06-24 22:26 | サボテン実生