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2013年 01月 25日

冬実生第一弾、その後の様子(13/1/25)

昨年12月12日に蒔いた冬実生第一弾の一ヶ月半経った現在の様子です(手持ちでのマクロ撮影のため、ピンぼけやブレもあってお見苦しい写真もあります)。発芽率の悪いものも含め、生き残っている苗を大切に育てることにします。

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先日、発芽用の実生第1ボックスから育苗用の実生第2ボックスへ移動させました。発芽用の第1ボックスは熱帯魚用ヒーターで水を介して加温するので、湿度が極端に高く発芽促進には有効ですが、このままだとなよなよの苗になってしまいます。そこで、アルミフィンから放熱する小型温室用ヒーターで加温する第2ボックスに移しました。こちらも密閉構造なので湿度はそれなりに高いのですが、第1に比べて土の乾きがとても速く、少し育った幼苗には適しているように思います。温度は最大35℃弱にサーモを設定し、夜は電源オフで10℃前後まで下がります。春の彼岸頃までこの中で育てて、暖かくなった頃、ベランダのフレームに移す作戦です。

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1.Escobaria vivipara。自家採種の北極丸です。親はこのとおり

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2.Ferocactus acanthodes var. albispinus。サボ友さんのブログで白鳥丸の美しさを教えていただき、あちこち探して種を入手しました。当然のこと、まだその片鱗も見えませんが大きくなっていくのが楽しみです。

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3.Lophophora williamsii var. decipiens。この銀冠玉も自家採種したものを蒔きました。は緑が濃いタイプですが、肌が汚れやすくちょっと難儀なサボです。

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4.Mammillaria elongata 'Pink Nymph'。こちらも自家採種ですが調子は良くありません。園芸種として創出されたものだそうですが、自家結実したせいか葉緑素がほとんどありません。発芽率は悪くなかったのですが、どうやら消えていく運命のようです。

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5.Mammillaria flava。同じくマミラリアの猩々丸です。これもおそらく自家結実したものと思われますが、今のところ消える気配もなく元気にしているようです。

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6.Mammillaria glassii。これも自家結実したもの。こんな風に育ってくれるとうれしいのですが……。

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7.Mammillaria schumannii var. globosa。このグロボーサは、2010年末に実生したものが昨夏開花したので交配して採種したものです。成長も早くて花も豪華! 大きくなるのが待ち遠しいサボです。

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8.Mammillaria tetrancistra Sonora。富貴丸という和名に相応しい気品ある美しい花を咲かせるようです。この写真を拝見して以来、あちこち種を探し回りました。

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9.Strombocactus corregidorae。ストロンボカクタスは菊水(S.disciformis)のみの一属一種と思い込んでいましたが他種も存在するのですね。こんなに小さくひ弱そうな苗がこんな風に育つなんて想像もつきません。まあ、この姿になるまでには100年近くかかっているんでしょうね。気も遠くなりますがこちらの寿命も保ちません(w)。

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10.Strombocactus jarmilae。こちらもストロンボカクタスの異種です。上と同じKöhres Kakteenからの種です。ググってみると、こちらは菊水とよく似た感じのようです。これも恐ろしく成長が遅そう。

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11.Strombocactus pulcherrimus esperanzae。いわゆる赤花菊水です。20粒ほど蒔いて発芽したのはこれともう一個の二つのみ。先が思いやられます。成球がお値段張るのも道理のようです(w)。

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12.Thelocactus argenteus。この棘の美しさに惹かれて種を取り寄せました。同属の太白丸に似た感じがします。

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13.Thelocactus lausseri。テロカクタスらしく、鋭い中棘を長く伸ばすようですが、この花も魅力的! 二年くらい経てば片鱗を見せてくれるでしょうか?

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14.Thelocactus schwarzii。春雨玉として知られるテロです。このサボの魅力は何と言ってもこの花でしょう。花に比べて棘姿がパッとしないせいか、私が探す限り成球はそれほど出回っていないようです。

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15.Islaya brevicylindrica。ここからは南米ものです。和名は何と怪人鉄塔! 成球はこういうお姿だそうですが、和名はいくらなんでも可哀想すぎる気がしますね(w)。

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16.Islaya islayensis。こちらの和名は伊須羅玉。学名のデッドコピーですね(w)。こんな風格あるお姿に育ってくれるのは何時の日か?

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17.Islaya mollendensis。イスラヤの最後は和名・蒙古玉。モンゴルにサボはいないでしょうに、酷寒の乾燥砂漠という連想からでしょうか? 分かるような分からないようなネーミングです。成球のお姿はこちら。育ってくれるのが楽しみです。どうか消えてしまいませんように(w)。

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18.Setiechinopsis mirabilis。一属一種の奇想玉です。2010年末に実生し昨夏初開花を見ました。サボ花らしくない不思議な感じのする夜咲き花です。自家受粉で結実した種を蒔きましたが、夏に採り捲きしたものは敢えなく無発芽に終わりました。ストックを冬実生したところ、今度はしっかり発芽しています。発芽周期があるのでしょうか? 謎です。

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19.Sulcorebutia caniguerali。スルコレブチアは都合10種類蒔いたのですが、2種はまったく発芽しませんでした。たまたまの巡り合わせなのでしょうが、他のものも、一個とか数個とかとどうも発芽率が悪い。
ところでこのS.caniguerali、和名は何と蟹喰猿と言うそうです(w)。学名の語呂合わせもここまで来ると笑うしかありません。
今回蒔いたスルコは花で選びました。S.canigueraliの花はこんな風。これで蟹喰猿は可哀想すぎますよ。

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20.Sulcorebutia caniguerali var. applanata。蟹喰猿の変種でしょう。こちらも発芽はかんばしくありません。気の毒な和名に似合わず花はこんなに美しい!

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21.Sulcorebutia crispata。和名は分かりませんが、こちらは球体の感じも良い雰囲気です。

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22.Sulcorebutia glomeriseta。こちらは黄花を咲かせるようです。スルコにしてはずいぶん大輪のように思えます。一本しか発芽しなかったので、ここまで持って行ける自信は皆無です(w)。

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23.Sulcorebutia heinzii HS151。栽培下での開花は見事としか言い様がありません。でも、自生地でのこの姿も凄い!

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24.Sulcorebutia hertusii。これまたお見事! これだけ花粉をこぼすとなるとジャンジャンと種が採れそうな気がしますが、発芽したのはこの4つですから心許ない限りです(w)。

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25.Sulcorebutia minima R196。これは球体がミニマですね(w)。おそらく成長も遅いことでしょう。何とか生き残ってくれればいいのですが……。

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26.Sulcorebutia tuberculata chrysantha。これはまたお見事な美花です。今回蒔いたスルコの中ではけっこう発芽してくれましたから、何とか頑張って花を見てみたいものです。

S.krahniiS.roberto-vasqeziiは残念ながら発芽しませんでした。めげずに次回に期待です。

最後までお付き合いいただき有り難うございました。実生第1ボックスが空いたので、昨日、冬実生第二弾を播種しました。アカントカリキウム、コピアポア、フライレア、オロヤ、レブチアなど南米もの主体に28種蒔きました。植え替えと栽培場所確保に追われるのは分かっていながら止められません。呆れたものです(w)。

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by aihal_polyhedron | 2013-01-25 20:57 | サボテン実生


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