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2014年 10月 09日

細部に宿るもの 実生苗編(14/10/8)

クローズアップ編、今回は実生苗たちです。

この三月にスクレロとペディオ、いわゆる北米難物たちを少しまとめて播きました。室内で加温しての実生ですが、これらに先ず特徴的なことは、他のサボと違って発芽時期がバラバラということです。当然、発芽率も大きくばらついて、16種中3種はまったく発芽せず、30、40粒播いてもほんの数本の発芽に止まるものが多いですね。
発芽したものたちは何とか無事に夏を越せたようですが、キリンウチワに接いだもの以外は当然のこと遅々たる育ち具合です。その中から、まあまあ調子の良さそうなものをご紹介します。

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Sclerocactus_parviflorus RP108
まだ赤ちゃんですから鈎棘も出ませんが、純白の細棘と茶棘のコントラストが綺麗です。生き残りは4本のみ。

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Sclerocactus_glaucus SB1749
割りとたくさん残っているのですが、私のスキルでは油断していると何時の間にか消えていきます。
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Sclerocactus_havasupaiensis RP123
これは鈎棘を伸ばし始めているものが出て来ました。しかし、どこまで持ちこたえさせられるかは分かりません(w)。

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Sclerocactus_brevispinus SB1743
ブレヴィスピナスは成球になると地味な姿になるようです。こんな頼りない幼苗の時の方が細部は面白いのかも。ここからずんぐりとした姿になってくれるでしょうか?
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Sclerocactus_polyancistrus SB1967
白い直棘に混じる鮮やかな赤棘が美しいサボですが、鈎棘を出し始めたものがあるくらいで、まだその片鱗すら見えません(w)。

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Sclerocactus_cloveriae ssp brackii x Toum pap F2 RPX01
長ったらしい名前ですが、これも長ずれば直棘に赤っぽい鈎棘が混じるようです。それまで生き残ってくれるかどうか。

これまでの北米難物ものの実生は散々な有り様です。ようやく開花までこぎ着けたものも突然に腐ったり干からびたり。どちらかというと私の場合は干からびさせることが多いですね。と逆に水を多めにすれば見事に腐ります。だてに難物とは呼ばれてないようです。冬の間に干からびさせないよう、春先に腐らせないよう、相反する要求への対処法はまったく分かりません。消えること前提で、幼い頃の姿を楽しませてもらうのが関の山ですね(w)。

ちょっと他のものも……。

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Gymnocalycium_armatum
人気の光琳玉の近似種・アルマツム。こちらは播いてから二年余りになりますが成長が遅く、あまつさえ昨冬にはネジラミにたかられたようで、赤茶けて縮こまっていました。ようやくこの夏から再び成長を始めてくれました。来春の植え替えでグーンと育ってくれることに期待です。

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Strombocactus_jarmilae
さらに成長が遅いのがこのストロンボカクタスたち。菊水(Strombocactus disciformis)の変種のS.jarmilaeは、微粉のような種子からわずかに発芽したものが、二年近くかけてようやくこの大きさです。一番大きなものが小指の先程度。播いたままの状態で来ましたが、来春にはどうにか植え替えてやれそう。

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Strombocactus_corregidorae
同じくストロンボカクタスのcorregidorae。こちらはさらに育ちが悪く、播種用土の中に埋まったままの状態です(w)。

ストロンボカクタスの成長の遅さは有名ですが、率は悪かったものの発芽したものはほとんど脱落しませんでした。幼いうちは水もけっこう欲しがるようです。自生地ではどれくらいのスパンをかけて成長して行くのでしょうか。おそらく人間の時の流れと彼らのそれはまったく違うのでしょうね。

次ぎに近づいて来る台風19号は先日のよりもさらに猛烈なものになりそうです。ベランダに散らかっているあれこれを片付けないと……。

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by aihal_polyhedron | 2014-10-09 23:32 | サボテン実生


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