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2013年 10月 18日 ( 1 )


2013年 10月 18日

続・ウチワマジック 1(13/10/18)

朝のベランダは気温が10℃を下回るようになって来ました。晴れた日の日中の気温も20℃ちょっとと、この時期らしい落ち着きを見せています。牡丹類は別として花はさすがに少なくなりました。あと、ひと月ほどでサボたちのほとんどが冬の休眠に入って行くでしょう。諸般の事情で、秋の植え替えがほぼ出来ませんでした、来春は早くから取りかかろうと思いますが、早春咲きのものはどうしたものか?
6月末にキリンウチワ接ぎをチョロッとだけ紹介しました。去年仕入れた2本のキリンウチワが大繁殖し、今年は手当たり次第に接いでみましたが活着率は3割ほどでしょうか? 手先の不器用さには我ながら呆れます(w)。それでも、どうにか活着した実生苗たちが元気に成長してくれました。久しぶりの投稿は、続・ウチワマジックの第一弾です!

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4月半ばくらいに、室内の実生ボックス内で行った今年の初接ぎです。ボックスの背丈がないため、小さなキリンウチワに接いだのですが、6月末と比べてもかなりの成長を見せています。ゲンコツとまでは行きませんが、中くらいのお饅頭くらいにはなりました(w)。もっと丈のあるウチワに接げば、短期間で成果を挙げられるような。

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Copiapoa coquimbana FK464 (Domeyko-Sarco)「竜爪玉」(小金馬)。なかなか、〈らしい〉棘を出し始めています。実生実根のものはまだほんの赤ちゃん状態ですから、やはりウチワパワーは驚異的ですね。

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Copiapoa cinerascens v. grandiflora FK508 (Q de Guanillos)「秋霜玉」(妖魔玉)。同じくコピアポア属の秋霜玉ですが、こちらは別名の「妖魔玉」にふさわしい棘はまだまだですね。

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Acanthocalycium thionanthum v. glaucum FK616 (Catamarca, La Cienaga, North of Belen, 1433m, Arg)「黒鬼玉」(明美玉)。綴化して行くのかと思いましたが単純な双頭となるようです。成長すると、コピアポアのように肌に白粉を吹くようですが未だ気配なし。黄色の大輪の花が楽しみです。

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Oroya baumannii。南米アンデス山脈を中心に自生するオロヤ属は、特徴があるようでないような、掴み所のない感じのサボテン。Shabomaniac!さんによれば、高山性にしては栽培は難しくないとのことですが、この夏の猛暑にも耐えてくれたのは、持って生まれた丈夫さのせいなのか、ウチワパワーの為せる業かは不明です。実根のものも成長はボチボチながら腐ったりもしませんでしたから、やはり丈夫なんでしょうね。

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Oroya peruviana「美髯玉」(彩髯玉)。これもネットで検索すると、さまざまな容貌のものが出て来て面食らいます(w)。美髯とか彩髯という名から想像するに、密生した棘を期待するのですが、どうもそうでもないような。白系の棘のものが美しいと思うのですが、これは今のところ赤棘系のようですね。

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Eriosyce ihotzkyana「五百津玉」。エリオシケの中では大球に成長し棘も強いタイプ。立派な黒棘を出し続けてくれるのを期待しますが、新棘の飴色も魅力的ですね。ちょっと見、コピアポアのように見えますが、花色は黄色ではないようです。咲くのはまだまだ先でしょうが(w)。

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Eriosyce bulbocalyx ´megliolii´。これも強刺のエリオシケの仲間。自生地ではずいぶん荒々しい姿をとるようです。新棘は黒いようですが、成長すると色が抜けて白っぽくなり、球体を取り囲むように守るようです。

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同じく、Eriosyce bulbocalyx ´megliolii´。実はこれは接いだ3つがどういうわけか全部活着しました(w)。そして、そのうちの2つは、こんな風に早いうちから分頭して来ました。これもキリンパワーの為せる業なのでしょうが、欲を言えば分頭などせずに形良く育って欲しいのですが、サボにはサボの都合があるんでしょうね(w)。

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Eriosyce chilensis v. albidiflora FK192 (Pichidanqui)「智利玉」。白を基調にした薄ピンクの美花を期待して播きましたが白棘もなかなか魅力的です。ちょっと妙な格好に傾いでいるのは……。

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同じ「智利玉」を別角度から。実は接いだのは根元に赤く見える部分なんです。どういうわけか、そこから仔ぶきして、その球体が育っています。これに限らず、しっかり着いたと思ったものがまったく育たなかったり、首?の皮一枚で繋がったものが順調に育ったり、キリンウチワ接ぎにはよく分からない現象が多発するようです。

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Ferocactus acanthodes v. albispinus「白鳥丸」。普通のF.acanthodesは鯱頭(F.cylindraceus)の異名同種ともされているようですが、その白棘変種がこの白鳥丸と思われます。が、この棘はどうみても赤い! 実根のものも今のところ全て赤棘。キリン接ぎは何度も試みて、ようやくこれを含む1個半が活着したようですが、これも全て赤。成長すると白棘に変わるんでしょうかね? どうも期待薄の感じです(w)。

実生幼苗を乗っけるだけというキリンウチワ接ぎは、台木さえ確保しておけば、面倒な準備もなしに接げるのでとてもお手軽です。しかも、梅雨時から夏にかけて、台木は邪魔になるくらい側芽を出し、適当に挿し木して水をジャブジャブやれば100%発根して大増殖します。
良いところずくめのようですが、私の所では何せ活着率が悪すぎです。準備が簡単な分、安易に接いでしまったのが敗因とも思いますが、来年は安定した条件で接げるよう少し工夫して見ようと思っています。
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by aihal_polyhedron | 2013-10-18 21:37 | サボテン実生